平成24年度の放送
放送:平成24年9月16日(日) 午後1時50分〜3時00分(70分)


1972年9月29日、田中角栄首相と周恩来首相は、北京で日中共同声明に署名。長い断絶の時代に終止符を打ち、日中の新たな時代が到来した。今年9月、それから40年を迎える。NHKアーカイブスには、多様な角度から中国を描いた番組が数多く保管されている。国交正常化40年の節目にあたり、過去の貴重な映像記録の中から、国交正常化に向けて尽力した人物を描いたドキュメンタリーや、改革開放で目まぐるしく変貌する中国の姿を描いた番組を視聴、2回シリーズで、日中の今、そして未来について考える。

1回目は、民間人の立場から日中国交回復に尽力し、生涯を日中友好のために捧げた岡崎嘉平太の生涯を描いたNHKスペシャルを視聴する。困難を極めた国交回復当時の日本と中国の関係や政治の決断を振り返るとともに、「日中友好のためには互いに相手を知ることが最も大切」と言う岡崎の生涯を見つめる。あれから40年、経済交流が深まる一方で真の日中友好に向けては様々な壁がたちはだかる現在、日中関係に詳しいゲストとともに信頼関係を構築することの大切さを改めて考える。

ゲスト:天児慧さん(早稲田大学大学院教授 現代中国研究)
加藤嘉一さん(国際コラムニスト 元北京大学研究員)
キャスター:桜井洋子アナウンサー


■NHKスペシャル ラストメッセージ 第5集 命をかけた日中友好 岡崎嘉平太 (2007年3月19日初回放送 56分)
国交のない時代、日本と中国をつなぐために生涯をかけた岡崎嘉平太。貿易構想を発案し、日中のパイプ作りに奔走。周恩来首相の信頼を得て、民間人ながら国交正常化に大きな貢献を果たした。信と愛を信条に、お互いに相手を知ることが最も大切だと訴えた。訪中は100回にも及び、国交樹立の後は、日本人と中国人を結びつけることに尽力。苦難を乗り越え、日中友好に命をかけた岡崎嘉平太の姿と言葉をよみがえらせる。
前のページへ 一覧ページへ 次のページへ