平成21年度の放送
放送:平成21年12月05日(土) 午前10時05分〜11時25分(80分)
映画「社長」シリーズや、舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」などで知られる俳優・森繁久彌さんが、11月10日、96歳で亡くなった。
出演した映画は300本近く。ほかにもテレビドラマ、舞台、歌などで幅広く活躍し、戦後を代表する国民的俳優として親しまれてきた。
常日頃から身の回りの人たちの観察を心がけ、生活者の感覚を失わないようにしてきたという森繁さん。その味わい深い芸と役者人生を、NHKアーカイブスに残るドラマ「毛糸の指輪」(1977年)やインタビューを通して、今一度、見つめる。



キャスター:桜井洋子アナウンサー&林家三平

■ドラマ「毛糸の指輪」 1977年1月3日放送
子どものいない宇治原夫妻(森繁久彌、乙羽信子)は、ふとしたきっかけで親のいない娘・清子(大竹しのぶ)と出会う。恋人のことで悩む清子を慰め、励ますうちに実の娘のように感じていく2人。清子も本当の両親のように慕い、少しずつ自分を偽らない素直な人間に成長していく。本当の親子とは何かを見つめる向田邦子脚本のドラマ。

■番組「芸を語る 〜森繁久彌 俳優の道〜」 1988年7月19日放送
「芸術家であるより、職人になりたい」
「できるだけ芸をしていると見せないで演じたい」
森繁さん自身が、役者人生の中で培ってきた信念を熱く語る。その言葉1つ1つから、生涯をかけて追い求めた「芸」の輪郭が浮かび上がってくる。
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