平成21年度の放送
放送:平成21年11月28日(土) 午前10時05分〜11時25分(80分)
昨年秋の“リーマンショック”以降、さらに厳しさを増した雇用状況。今年7月には完全失業率が過去最悪の5.7%を記録した。そんな中、公共の職業訓練施設への受講希望者が急増している。資格を取得し、何とか再就職につなげようというのである。
NHKアーカイブスには、職業訓練施設で学び、必死に就職に備える人たちを追った番組が残されている。1997年に放送されたドキュメントにっぽん「われらの再出発〜失業サラリーマンたちの6か月〜」である。バブル崩壊の後遺症から抜け出せず、倒産やリストラが相次いでいた当時、途方に暮れながらも、新たな仕事に就くことを目指す中高年サラリーマンの姿は、大きな反響を呼んだ。
それから12年、改めて番組を見直すとともに、舞台となった職業訓練施設の今をリポート。この番組に着想を得て、映画「学校 III」(1998年)を制作した山田洋次監督にお話をうかがいながら、豊かに働くことのできる世の中をどうすれば実現できるのか、考える。



ゲスト:山田洋次さん(映画監督)
キャスター:桜井洋子アナウンサー&林家三平

■ドキュメントにっぽん「われらの再出発 〜失業サラリーマンたちの6か月〜」 1997年4月4日放送
バブル崩壊によって急速に進んだ不況。東京都立亀戸技術専門校(現・東京都立城東職業能力開発センター)には、リストラや会社倒産などで突然職を失った中高年サラリーマンの姿が目立つようになっていた。1996年10月、ビル管理科で学び始めたのは16人。それぞれ事情が違い、最初は会話もなかったが、やがて“クラスメート”として、勉強を教えあうなど友情が芽生えていく。冬の時代を懸命に生きる人たちの半年を見つめる。
前のページへ 一覧ページへ 次のページへ