平成21年度の放送
放送:8月29日(土)午前10時05分〜11時25分(80分)
≪NHKアーカイブス特集≫
「ここから 自由の風が 〜ポーランド民主化から20年〜」

東ヨーロッパの民主化が始まってちょうど20年。その発火点は、1989年6月にポーランドで行われた自由選挙だった。統一労働者党、いわゆる共産党の一党独裁に終止符を打つことになったこの選挙。勝利を勝ち取ったのは自主管理労組「連帯」である。
実は、この連帯の活動に深く関わった日本人がいた。ワレサ元委員長と行動を共にした梅田芳穂さん(59歳)である。梅田さんは、東ヨーロッパ史の学者だった父の遺志で中学2年の時に単身ポーランドへ。ワルシャワ大学在学中に、民主化を目指す地下活動へ参加し始める。1981年の戒厳令布告とともに国外退去処分となるが、およそ6年後に帰国を果たし、選挙時には「連帯」スタッフとして選挙参謀の重責を担った。
「議会制民主主義が、自分たちの眼の黒いうちに実現できるなんて思ってもみなかった」と当時を回想する梅田さん。今回、20年前の出来事の意味を見つめ直すために、かつての仲間を訪ねることに。
社会主義体制の下、ポーランドの民衆は何を求めて闘い、何を獲得したのか。
アーカイブスに残る激動のポーランドを取材した番組と、当事者たちの証言を通して、民主化の真実に迫る。


NHK特集「労働者の反乱 ポーランドからの報告」1980年11月放送
社会主義体制の中で民主化をおし進めた労働者たちの運動記録。弾圧を受けながらも活動を続け、歴史的合意を果たした政労交渉など、困難の中での労働者の闘いを描いた。

NHKスペシャル「社会主義の20世紀 第5回 ポーランドの市民革命 「連帯」10年の軌跡」1990年9月放送
1989年、東ヨーロッパで初の自由選挙実施にこぎつけ、一党独裁を覆した連帯。この民主化は、ソ連の軍事介入の脅威を感じながら達成されたものだった。歴史を動かした連帯10年の軌跡をたどる。
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