平成21年度の放送
放送:7月25日(土)午前10時05分〜11時25分(80分)
私たち1人1人が、平和への誓いを新たにする夏が今年もやってきた。
今から64年前の夏、日本はアメリカ軍の空襲に晒され、焼夷弾の猛威が、子ども、女性、お年寄り・・・ 兵士ではない多くの人の命を次々と奪っていた。
こうした戦争の記憶は、体験者が歳を重ねていく中で風化が加速しているのが現実。二度と悲劇を繰り返さないためには、どうすればいいのか?
NHKアーカイブスに残る番組を、台東区立忍岡小学校の5・6年生、そして空襲の体験者と一緒に見ながら、考えていく。



ゲスト:岸本葉子さん(エッセイスト)、船渡和代さん(空襲体験者・戦争を知っていますか?に出演)
    台東区立忍岡小学校5・6年生
司 会:桜井洋子アナウンサー

戦争を知っていますか? 〜子どもたちへのメッセージ〜
 「おかあさん さみしいよ 〜集団疎開児童たちの日々〜」
1986年8月5日放送
昭和19年夏、江東区の国民学校に通っていた船渡和代さんは、戦況の悪化にともない山形に集団疎開した。待っていたのは、親と離れ離れになる寂しさ、そして食べ物を満足に与えられない「我慢」の生活だった。
国民学校の卒業を機に東京に戻った船渡さん。しかし今度は東京大空襲に見舞われ、家族5人を失うことに。
戦争とは戦場で命を落とすばかりではなく、普通の人の当たり前の暮らしを一変させてしまうことを、体験者の船渡さんが切々と語る。

野坂昭如戦争童話集 忘れてはイケナイ物語り「凧になったお母さん」1996年8月13日放送
たった今も、地球のどこかで戦争が行われている。戦争を遠い過去の話にしてしまないように、野坂昭如さんが書いた「戦争童話集」を、イラストレーターの黒田征太郎さんら一流のクリエーターがプロジェクトを組んでアニメ化した作品。その中の一遍「凧になったお母さん」は、空襲による劫火の中で、愛する我が子を必死に守ろうともがき、亡くなっていった母親の物語。
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