平成21年度の放送
放送:5月30日(土)午前10時05分〜11時25分(80分)
バブル経済が崩壊して以降、私たちを取り巻く雇用環境はめまぐるしく変化してきた。
終身雇用、年功序列という働き方は最早当たり前ではなく、パート・フリーター・派遣など、必要な時に、必要な人数をかき集めるという労働力確保の方法が幅を利かせる時代になっている。
一見、合理的にも見えるこうした雇用のあり方。しかし、ひとたび不況になれば、中高年層、非正規社員など、弱い立場の人から次々と職を失っていくのが現実である。
何が、これほどまでに雇用環境を悪化させてきたのか?
NHKアーカイブスに残る各時代に苦境に立たされた人々の姿と、経済学者・金子勝さんのお話を通して、バブル以降、揺れ続ける雇用のあり方を見つめ直す。



ゲスト:金子勝さん(慶応大学教授)/司会:桜井洋子アナウンサー&林家三平

NHKスペシャル「平成不況・中高年管理職の憂鬱」1993年放送
バブル経済の崩壊により、いわゆる企業戦士として会社の成長を支えてきた中高年世代を早期退職という名の合理化が襲った。定年まで勤め上げることを前提に人生設計をしてきた中高年管理職。その戸惑いを通して、私たちの働き方の大きな転換点となった終身雇用の崩壊を検証する。

NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」2006年放送
働いても働いても生活保護の水準以下の収入しか得られない「ワーキングプア」。
都会には定職に就けない若者があふれ、地方では税金が払えないほどに困窮する自営業者が急増している。彼らの悲痛な叫びを通して、行き詰った社会のあり方を考える。

NHKスペシャル「リストラの果てに 日雇いに流れ込む人々」2009年放送
リストラされた中高年、派遣切りされた非正規社員が今、日雇い派遣の仕事に殺到している。しかし、違法な派遣業者が横行し、2010年4月から日雇い派遣は原則禁止となる見込み。最後の受け皿を失った労働者たちは、どこへ向かうのか・・・。
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