平成21年度の放送
放送:4月11日(土)午前10時05分〜11時25分(80分)
NHKアーカイブス、2009年度の年間テーマは「学び、伝え、はぐくむ」。
学校や地域、家庭、会社・・・ さまざまな場面で行われている「伝え」「はぐくむ」営みを月1回ほどの頻度で放送していく。
4月11日は、そのシリーズ第1回目。親から子へ、いのちの重さを伝える試みを紹介する。

ゲスト:鈴木光司さん(作家)/萩尾みどりさん(女優)/司会:桜井洋子アナウンサー

にんげんドキュメント「母と子 いのちの交換日記」2000年11月9日放送
岡山県に住む松崎真智子さんは森永ヒ素ミルク事件の被害者。子どものころは寝たきりに近い生活を送っていたが、その後、結婚。二児の母となった。1999年、突然、「後遺症の肝臓病がいつ悪化するかわからない」という宣告を受け、真智子さんは、中学1年生の息子・勇二さん、小学5年生の娘・さくらさんと交換日記を始めた。
目的は、日記を通して、子どもたちに命の重さを感じる心を育むこと。そして、毎日を大切に生きる自分の言葉を残しておきたかったこと。
子どもたちが、母親の現実を受け止め、時には叱られながらも成長していく姿を追ったドキュメンタリー。

放送から9年、妹・さくらさんも成人を迎え、家族は新たなスタートを切ろうとしている。母と子どもの間で交わされてきた日記は終わったが、今も携帯電話のメールを通して心の対話は続いている。
真智子さんの肝臓は4年前に症状が悪化。現在の様子も追跡取材し、命ある限り、真剣に向き合い続ける母子の姿を見つめる。
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