平成19年度の放送
翻弄(ほんろう)された家族の代償と絆
放送:5月27日(日)午後11時40分〜翌午前1時00分(80分)
今回は社会や時代に翻弄された家族を描いた番組を2本お届けします。1本目は、アメリカにある黒人街“ゲットー”に生まれ、全く違った人生を歩む兄弟を取材した番組と、残留孤児として29年間身元不明だった一人の女性の身元が、NHKの番組で取り上げられたことで一気に判明してゆく経過を描いたドキュメンタリー。

NHKスペシャル「家族の肖像 〜激動を生きぬく最終集 兄弟・二つの旅路〜」(49分)
 1998年(平成10年)3月29日放送
時代と格闘しながら生きる世界の家族を描いた11回シリーズの最終話。アメリカに点在する黒人居住区“ゲットー”で生まれた兄弟が、差別や貧困から抜け出そうと葛藤した人生は全く違ったものとなった。しかしひとつの事件で獄中生活となった弟を見舞い対話をすることから、黒人としての誇りや家族への思いをお互いに理解してゆく様子を取材したドキュメンタリー番組。第35回ギャラクシー賞ではテレビ部門大賞を受賞。

ドキュメンタリー「ケイコ 〜空白の29年〜」(25分25秒)
 1974年(昭和49年)11月1日放送
残留孤児として日本で29年間身元不明のままに過ごした杉本ケイコさん。しかしNHKで放送した終戦特別番組で紹介されたことをきっかけに、ケイコさんの自分探し、また家族探しが一気に加速してゆく。番組はNHKに寄せられた多くの情報をもとに、身元や家族の存在などを確かめるまでを追いかけたドキュメンタリー番組。

構 成:和田光弘
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