平成18年度の放送
日本伝統の美
放送:12月3日(日)午後11時45分〜翌午前1時5分(80分)
日本には数多くの伝統芸術が数多くのこされています。浮世絵と漆器もその中のひとつです。今回は謎の浮世絵師・写楽の正体に迫ったドキュメンタリーと、加賀伝統の技を継ぐ漆芸家を取材した番組の2本をお送りします

■NHK特集「池田満寿夫推理ドキュメント 謎の絵師・写楽」(49分)
 1984年(昭和59年)7月1日放送
東洲斎写楽は江戸時代中期に突然現れ、150枚ほどの絵を残して、また突然、姿を消した浮世絵師です。その活動時期はわずか10ヶ月。以後、明治時代に評価されるまで、写楽の名は忘れ去られていたのです。写楽の実名を記した文献はひとつしか残されておらず、その正体は謎に包まれていました。そのため、写楽の研究は多くの推理とロマンを生み続けました。
番組は画家の池田満寿夫さんが、写楽の絵の中に残されたヒントから推理を積み重ね、その正体に迫ります。

【制作スタッフ】
○出演: 池田 満寿夫
  佐藤 陽子
○語り: 佐々木 敦
○技術: 後藤 忠
  竹内 信博
  高橋 誠司
○効果: 斉藤 実
○編集: 樫山 恭子
○構成: 川竹 文夫
  北原 俊史
○制作: 和田 光弘

■工房探訪 つくる「漆芸家 中野孝一 生き物が語りかける」(25分)
 1991年(平成3年)3月31日放送
日本での漆器づくりは古く縄文時代から始まったといわれ、正倉院の宝物の中にも漆を使った工芸品が収蔵されています。今日ご紹介する金沢漆器は江戸時代初期、加賀藩、前田家が産業の振興に力を入れたのが始まりです。
番組は伝統を受け継ぎつつ、漆器作りの新しい世界を広げようとする漆芸家、中野孝一さんを描きます。
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