平成18年度の放送
環境アーカイブス
美しい湿原と湖をまもる
放送:7月30日(日)午後11時10分〜翌午前0時30分(80分)
湿原や干潟、湖沼にはたくさんの動植物が生息・生育しており、生物多様性の観点から極めて重要な自然環境です。
湿地の保護に関する国際条約であるラムサール条約に現在、国内で33ヶ所が登録されています。
湿地や湖は、動植物の生息に必要なだけでなく保水、水質浄化などの面からも私たちの暮らしを支える重要な環境資源であるとの認識が国際的にも高まってきています。
そこで今回は「環境アーカイブス」として、かけがえのない湿原と湖の大切さを考える番組を2本お送りします。

■NHK特集 「秘境 釧路湿原」(48分30秒)
 1981年(昭和56年)8月18日放送
北海道の東部に広がる日本最大の湿原・釧路湿原を地元博物館の湿原調査隊に同行し、厳冬期から夏までの半年間にわたり湿原の貴重な水鳥や動植物を撮影しました。

特に特別天然記念物のタンチョウが巣作りをしてヒナが巣立つまでの様子をカメラで収めつつ、ヨシなどの湿原植物の群生が水鳥の成育にとっていかに大切な自然環境であるかを探ります。

【制作スタッフ】
○音楽: 三枝 成章
○語り: 田中 晃 アナウンサー
○技術 : 浜田 健三 / 井原 省悟 / 香西 日出雄 / 藤井 健
○効果: 小山 元良
○構成: 豊田 宏
○制作: 高久 徹 / 中村 義雄

■明るい農村 村の記録 「アオコの湖〜霞ヶ浦の1年〜」(24分30秒)
 1973年(昭和48年)12月17日放送
琵琶湖に次いで2番目に大きい湖・霞ヶ浦では、昭和48年夏に異常発生した植物性プランクトンのアオコの影響で養殖したコイやワカサギが大量に死んでしまいました。

アオコ発生の原因は、海へ流れ込む常陸川の水門を閉鎖したためであると、地元漁民たちは茨城県へ抗議デモを行いました。
水門の閉鎖は、飲料用や鹿島コンビナートの工業用水として利用価値の高い霞ヶ浦に塩分が入ることを県側が嫌ったことがその主な理由です。 県と漁民たちの1年間を追いました。

【制作スタッフ】
○構成:上田 洋一
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