平成18年度の放送
環境アーカイブス
放送:5月21日(日) 午後11時10分〜翌午前0時30分
今年は、日本の公害問題の原点ともいえる水俣病が1956年に公式確認されてから50年です。1月〜4月までは高度経済成長期に起きた四大公害病(熊本県・水俣病、新潟県・新潟水俣病、富山県・イタイイタイ病、三重県・四日市の大気汚染)に焦点をあててお送りしました。5月からは身近な環境問題を取材した番組をお送りします。

■ドキュメントにっぽん「豊かな島をとりもどす夏
   〜ゴミの島・22年目の決意〜」(49分)

 1997年(平成9年)8月29日放送
瀬戸内海の島、豊島は香川県高松市の北、小豆島の西側にある人口およそ1,300人の島です。豊島住民の反対運動にも関わらず、昭和53年、香川県は、紙やパルプ材などの産業廃棄物を豊島で処理する許可を業者に出しました。しかし、業者が豊島に持ち込んだ産業廃棄物は自動車を解体したときに出る、プラスティックなどのゴミでした。13年もの間、ゴミは不法に野焼きされて、豊島に埋められ続け、ゴミから出たダイオキシンなどの物質が島の土壌と水を汚染しました。

番組は香川県に対してゴミを撤去し、島を元通りにするように要求し続けた住民運動の歴史と、国が提示した香川県との中間合意案を受け入れるかどうか苦悩する住民の姿を描きます。

【制作スタッフ】
○語り: 加賀 美幸子
○取材: 宮島 憲司、鴻農 美南
○編集: 宮坂 泰輔
○音響効果: 飯村 佳之
○音声: 高橋 光市、五十嵐 清治
○照明: 福本 誠剛
○写真提供: 小林 恵
○構成: 宮本 晶樹
○制作統括: 益田 知夫

■たったひとつの地球「ごみを食べた動物」(20分)
 1996年(平成8年)4月8日放送
「たったひとつの地球」は1996年から身近な環境問題を子どもたちにわかりやすく伝える番組として始まりました。放送は現在も教育テレビジョンで続いています。また、放送された番組や資料はNHKのホームページからデジタル教材として使うことができます。

番組は、わたしたち人間が無造作に捨てたゴミが、自然に生きる動物たちにどのような影響を与えているか、清水國明さんがリポートします。

第23回「日本賞」教育番組国際コンクール 日本放送教育協会賞受賞作品です。
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