平成16年度の放送
伝説となった音楽番組
放送:5月2日(日)午後11:10〜翌午前0:30(80分)
連休期間中の5月2日は、とっておきのアーカイブス番組をお送りします。ヤング・ミュージック・ショー「KISS」です。この番組は1977年、日本武道館においてハードロックバンドKISSが初来日公演を行った模様を収録したものです。最も輝きを見せていた当時の彼らの貴重な記録です。

■ヤング・ミュージック・ショー「KISS」 (50分)
 1977年(昭和52年)5月7日放送
70年代から80年代にかけて放送された「ヤング・ミュージック・ショー」は当時、洋楽のアーティストを観る事ができる数少ないテレビ番組として若者に支持された番組でした。海外のロックミュージックを知り始めた当時の若者達にこの「KISS」の放送はかつてない大きな衝撃を与えました。現在もハードロックバンドの“大御所”としてエアロスミスと並びミュージック・シーンに君臨するKISSですが、この「ヤング・ミュージック・ショー」という番組と合わせて語る昔からの日本のファンは少なくありません。
しかし、当時のマスターテープは非常に高価だったため繰り返して使用しなければならず、1977年の年末に一度再放送されましたがその後、オンエアテープは消去されて存在していないものと思われていました。以後27年間、ヤング・ミュージック・ショー「KISS」は「幻のライヴ映像」とまで呼ばれていました。

この番組が昨年、関係者の情報により3/4インチテープで発見されました。今回、NHKアーカイブスでは映像と音声の修復を行なって放送します。
今回お送りする「KISS」は、奇抜なメイクアップと激しいアクション、口から火を吹く等の過激なパフォーマンス、そして、爆薬や火柱等、ロックコンサートを完全にエンターティメント化させたステージで既に世界中の注目を集めるグループとなっていました。
1977年は、KISSが最もエネルギッシュに活躍していた時期と言われ、番組はそうした彼らのライヴの魅力を余すところ無く伝えています。

現在、クイーンのベストアルバムの大ヒット等、70年代のロックが再び注目を集める中、このKISSというグループと「ヤング・ミュージック・ショー」という番組が日本の若者の文化や風俗に与えた影響をあらためて振り返り、ロックミュージックがいかにして音楽文化として認知され、ショービジネスとして確立していったのかを考えていきます。

KISS
  GENE SIMMONS ジーン・シモンズ
  PAUL STANLEY ポール・スタンレー
  PETER CRISS ピーター・クリス
  ACE FREHLEY エース・フレーリー

KISS 1977年4月2日 日本武道館公演

1. DETROIT ROCK CITY
  デトロイト・ロック・シティ
2. LET ME GO ROCK’N ROLL
  レット・ミー・ゴー、ロックンロール
3. FIREHOUSE
  ファイアーハウス
4. MAKIN’LOVE
  果てしなきロック・ファイアー
5. COLD GIN
  コールド・ジン
6. NOTHIN’ TO LOSE
  ナッシング・トゥ・ルーズ
7. GOD OF THUNDER
  雷神
8. ROCK AND ROLL ALL NITE
  ロックン・ロール・オール・ナイト
9. BLACK DIAMOND
  ブラック・ダイアモンド

A ROCK STEADY PRODUCTION INC
資料提供:ウドー音楽事務所
歌詞:Canpbell Gray/小松ふみ子
構成:波田野紘一郎

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