平成15年度の放送
激動の時代と日本人の「志」
放送:10月26日(日)午後11時10分〜午前0時30分(80分)
■大河ドラマ「竜馬がゆく」
 1968年(昭和43年)1月〜12月 放送
 昭和43年、大河ドラマとして放送された司馬遼太郎原作の「竜馬がゆく」。
 昭和38年「花の生涯」から始まった大河ドラマは、今年放送中の「武蔵」で42作目になりますが、「竜馬がゆく」その6作目です。主人公の竜馬を演じたのは、当時25歳の北大路欣也さん。豪放磊落(らいらく)な竜馬をみごとに演じています。
 今回放送するのは第16回の「脱藩(だっぱん)」、NHKに一本だけ残されていた貴重なテープです。
 風雲急を告げる世の中の情勢を知り、大きな志を抱いた竜馬が、周りの人々の力添えを得ながら脱藩を決意するまでを描きます。

【出演】
坂本竜馬: 北大路欣也
乙女: 水谷良重
武市半平太: 高橋英樹
八郎兵衛: 下元 勉
源じいやん: 巌 金四郎
那須信吾: 藤岡重慶
吉村寅太郎: 轟 謙二
権平: 下川辰平
栄: 八木昌子
おやべ婆やん: 菅井きん
千野: 佐原妙子
春猪: 二木てるみ
美似: 岩井友見
(ほか)

【制作スタッフ】
原作: 司馬遼太郎
脚本: 水木洋子
音楽: 間宮芳生
演奏: 新室内楽協会
テーマ音楽演奏: NHK交響楽団
指揮: 外山雄三
時代考証: 稲垣史生
古武道指南: 杉野嘉男
殺陣: 林 邦史朗
美術: 川上  潔
技術: 山口克朗
フィルム撮影: 赤城久雄
演出: 和田  勉
制作: 森 理一郎
語り: 滝沢  修

【リクエスト紹介】
◇ 平林由美子さん 埼玉県 女性 30代
 「もう一度見たいあの番組」のリクエストになっていますが、実は私はこのドラマを見たことがありません。この年に生まれたからです。けれどあえてリクエストさせてください。学生時代に「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬が大好きになりました。幕末時代の小説や本を読んだり、京都に行ったりして幕末に触れてきましたが、唯一悔やまれるのがこの大河ドラマを見たことがない!というのことです。是非再放送してください!!お願いします。

◇ 松本譲二さん 千葉県 男性 40代
 今は経済も人としての信用も地に落ち、若者もシラケ世代を通り越し何に対しても無関心で情熱のもてない時代になった感があります。
 ここで是非、竜馬のように大きな意思を持ち、人間としても魅力ある人物がいた事を再確認すべきではないでしょうか。近代日本を作るキッカケの一人でもあり、そんな竜馬が現代に生きていれば今の時代をどう見るか聞いてみたい気がします。

■ルポルタージュにっぽん「おとこ東大どこへ行く」〜10年目の東大全共闘〜
 1978年(昭和53年)11月25日 放送
 1968年11月、東大紛争の最中に開催された、東京大学教養学部駒場祭。
この駒場祭のポスターが当時大変話題になった。渡世人風の男の背中にはイチョウの入れ墨、その傍らには「とめてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている、男東大どこへ行く」と書かれている。このポスターを描いたのは、当時東大の二年生だった橋本治さん。全共闘運動が大学を席巻していた時代、橋本さんは布団をかぶって寝ていたと語ります。ルポルタージュにっぽん「おとこ東大どこへ行く」では、東大紛争から10年後の1978年、橋本さんが東大紛争の渦中に居た人々の消息を訪ね、今何をしているのか、そしてあの時代とは何だったのかをリポートしていきます。

橋本治…作家「桃尻娘」「革命的半ズボン主義宣言」「桃尻語訳 枕草子」「宗教なんか怖くない!」など小説・評論多数。

【制作スタッフ】
撮影: 日下田紀三
編集: 鈴木良子
構成: 桜井 均
制作: 北山章之助
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