ハードでストレートな青春ドラマ<2夜連続>
放送:9月20日(土)午後11時15分〜翌午前0時20分(65分)
9月21日(日)午後11時25分〜翌午前0時35分(70分)
9月22日(月)午前0時40分〜1時40分 <21日深夜> (60分)
■NHKアーカイブススペシャル 土曜ドラマ「十九歳」(連続三回)
1989年(平成元年)1月14日より放送(NHK総合テレビ)
◇第一回 「編入!俺はダブりの三年生」
9月20日(土)午後11時15分〜翌午前0時20分(65分)
◇第二回 「反抗!ヒリヒリするほどいい気分」
9月21日(日)午後11時25分〜翌午前0時35分(70分)
◇第三回(最終回)
「卒業!親不孝 終ってみると丸裸」
9月22日(日)午前0時40分〜1時40分 <21日深夜> (60分)
俳優、織田裕二 テレビドラマ初主演番組
9月20日、21日の夜は二夜にわたりNHKアーカイブススペシャルとして、土曜ドラマ「十九歳」(1989年)をお送りします。出演は今や人気絶頂の俳優、織田裕二さん。彼が初めてテレビドラマで主役を演じたのがこの「十九歳」でした。高校退学経験をもつ十九歳の反抗的な高校生と大人たちとの壮絶なぶつかり合いを描くドラマ「十九歳」全三回をすべてノーカットで放送します。織田裕二さんの体あたりの演技を三浦友和さん、西郷輝彦さんといったベテラン俳優がしつかりと受け止めた「新旧青春スター」同士の共演にもご注目ください。
「十九歳」制作の背景
「十九歳」というタイトルは、成人には一歳足りず、高校三年生としては一歳多く、一度は学校から見棄てられたいわゆる落ちこぼれ高校生の微妙な年齢を表わしています。時代が昭和から平成に変わった1989年。当時、全国で高校退学者は増えつづけ、その数は年間10万人を越えました。学業不振、校則違反など様々な理由があるにせよ、多くの若者が、青春を無残に散らしていたことになります。
こうした教育現場の問題や憤りを背景に、大胆かつ鮮烈な脚本を書いたのはTBSドラマ「3年B組金八先生」などを手がけた小山内美江子さん。思春期である中学生の教育問題を鋭く描いてきた目線が、十九歳という大人と子供の狭間に揺れる年齢にせまります。
【あらすじ】
川崎の広大な埋立地でオフロードバイクを走らせる一人の若者がいた。村上大介(織田裕二)、十九歳。彼は高校中退者だ。 大介に何とかして高校を卒業して大学に進学してもらいたいと切望する父親、市造(佐藤慶)は、大介を受け入れてくれる新しい高校を探してくる。心配げに見送る母親、奈津(吉村実子)を後に、川崎から多摩川の上流、五日市にある一の瀬高校に編入試験を受けに向かう大介であった。
気の進まぬまま一の瀬高校に来た大介は、バイク通学生を見て目を輝かせる。この高校ではバイクに乗れるのだという思いは大介を駆り立てた。バイクは高校を中退して以来、孤独な大介の唯一の友であり夢であった。
新しい高校生活が始まる。各地から編入してきた高校生で自宅から通学できないものは、高校が民宿を借り上げて急造した青葉寮に入ることになった。大介の仲間は八人。それぞれに高校中退の過去と苦い思い出をもつ若者たちであった。この青葉寮の舎監になったのが、彼らとの体当たりの教育に情熱を燃やす教師、香月友雄(三浦友和)である。そして、編入生の中に自宅から遠く離れて大阪からやって来た国広恵子(長谷川真弓)がいた。彼女は高校の先生である川口芙美(マッハ文朱)のアパートに世話になることになる。
青葉寮で大介はさっそく香月と衝突する。バイク通学は自宅からしか認めないとする高校側とバイクに乗りたくて一の瀬高校にやって来た大介とは平行線のまま対立が続いた。そうした大介の態度を一番、苦々しく思っているのが教師の大野(橋爪功)であった。そんななかで大介は小さなバイク屋をやっている多田(西郷輝彦)と出会う。多田はかつてパリ・ダカールラリーにサポート隊として参加したキャリアを持っていた。パリ・ダカールラリーこそ大介の夢であり、情熱の全てを賭けてもいいと思っている世界であった。
※ 第一回のスタジオで「十九歳」について語る織田裕二さんの談話(トップランナー2000年8月3日放送)を放送します。
※ 第二回のスタジオは脚本の小山内美江子さんがゲスト出演、ドラマ「十九歳」についてお話を伺います。
脚本:
小山内美江子
音楽:
山本 純ノ介
【出演】
香月:
三浦 友和
大介:
織田 裕二
市造:
佐藤 慶
奈津:
吉村 実子
大野:
橋爪 功
川口:
マッハ文朱
藤井:
前田 昌明
久野:
鶴田 忍
三枝:
三木 弘子
ユキ:
草村 礼子
橋本:
遠藤 憲一
柾木:
梨本謙次郎
加代:
千野 弘美
バーのママ:
風祭 ゆき
役場係員:
岡本 達哉
書店主:
三川 雄三
江藤の父:
重松 収
恵子:
長谷川真弓
悟:
片桐順一郎
英二:
六浦 誠
敏夫:
中村 俊昭
勝:
近藤 秀樹
光男:
斉藤 高広
康一郎:
古本新之輔
幸雄:
山崎 聡弘
広志:
渡辺 博貴
ミホ子:
江馬小百合
江藤:
長野 幸志
一郎:
本間 隆満
通学生:
宮本 信樹
看護婦:
中澤 敦子
工員:
五味 善徳
森田 和幸
バーテン:
木村 幸男
バーの客:
ピーター・ジャスキー
エミー・スローンズ
浅賀ライディングチーム
浅野レーシング・チーム
東京都五日市町のみなさん
資料提供:
若林 繁太
バイク指導:
浅賀 敏則
モトクロス指導:
浅野 政幸
多田:
西郷 輝彦
【制作スタッフ】
制作:
八木 雅次
美術:
田坂 光善
技術:
渡辺 秀男
音響効果:
今井 裕
撮影:
佐藤 彰/遠藤 信明
照明:
川口 栄紀/木下 正雄
音声:
佐藤登喜男/永井 孝夫
記録 ・編集:
雑賀 洋子
演出:
望月 良雄/清水 満
【リクエスト紹介】
◇高久田 順子さん 東京都 30代
このドラマ放映時私も織田裕二さんとほぼ同じ年でした。10代の時様々な出来事が起こりそれに伴いあらゆる葛藤が生じ、けれど他人には上手く自分の気持ちが言えず一人悶々と負のエネルギーを抱えていた時期でもあったので他人事とは思えず自分自身に置き換えて考えながら見ていました。あれから月日は流れ30代半ばになりまた主人公を演じた織田さんはいい俳優さんになり・・一緒に成長をしているような感覚なんです。
◇藤原 美知代さん 大阪府 40代
子供の頃、親をはじめとする大人達に「言いたいのに言葉にできない」ことが、どれだけ多かったか。そしてそれを表現できない自分に苛立ち、わかってくれようとしない大人に失望した。・・・そんな記憶と重なって、声を上げて泣きながら見たドラマです。