平成14年度の放送
佐々木昭一郎の世界
放送:5月27日(月)<26日(日)深夜> 0:25〜1:50(85分)
映像と音楽による独特の世界が広がる佐々木昭一郎演出のドラマをお送りします。
佐々木作品に欠かせない中尾幸世さんが主人公A子を演じます。

■NHK特集「川の流れはバイオリンの音 〜イタリア・ポー川〜」
 80分/1981年(昭和56年)
舞台は北イタリア・ポー川のほとりの町。
「私は死ぬが、バイオリンは決して死なない─」
バイオリン職人はこう語った。
楽器が奏でる常しえの響きと、塔の鐘や歌など、ロンバルディア地方の音に触れるA子。
川のほとりに生きる、こうした人々との出会い、そして別れ──。
川に導かれ、音に包まれるA子の旅の物語。

【一口メモ(1)】
1980年、佐々木昭一郎さんは「音楽は川のほとりで生まれた」という発想のもとに、この番組を企画しました。
川のほとりで生まれる人々の暮らし。その生きる喜びを永遠の川の循環の中で見つめようとしています。

【一口メモ(2)】
芸術祭大賞受賞作。
国際的に高い評価を受けた、佐々木昭一郎演出
<川3部作>の1作目にあたります。
 1作目:1981年(昭和56年)5月1日放送
     「NHK特集 川の流れはバイオリンの音
                     〜イタリア・ポー川〜」
 2作目:1983年(昭和58年)3月19日放送
     「アンダルシアの虹  川(リバー) スペイン編」
 3作目:1984年(昭和59年)3月25日放送
     「春・音の光  川(リバー) スロバキア編」

【一口メモ(3)】
これまでにNHKアーカイブスで放送してきた佐々木昭一郎演出のドラマは、以下の4作品です。詳しくは放送済み番組のページをご覧ください。
  「マザー」     /1971年(昭和46年)2月28日放送
  「さすらい」    /1971年(昭和46年)11月13日放送
  「夢の島少女」   /1974年(昭和49年)10月15日放送
  「四季ユートピアノ」/1980年(昭和55年) 1月12日放送

【一口メモ(4) 音楽情報】
   ・後半にかけて何度か使われている曲…
       ビバルディ「四季」より、「冬 第二楽章 暖炉」
   ・A子が借りたバイオリン工房での曲…
       ジリオラ=チンクェッティ「雨(LA PIOGGIA)」
         (自動車のCMでも使われました)

【出演】
A子(栄子): 中尾 幸世
白馬のルイジ: ルイジ・チゴーリ
アントニオ: グイド・スポッティ
マリオ: マリオ・ザニボーニ
ルーカ少年: ジャンルーカ
酒場の主人: ビッジョ・スポッティ
    ポー川の人々
    クレモナの人々
    ロンバルディアの人々
    ドナウ川の人々
      ほか


翻訳・コーディネーター: 石井 高
制作: 勅使河原平八
撮影: 葛城哲郎
録音: 渡辺秀男
音響効果: 織田晃之祐
技術: 鈴木 洋
タイミング: 笠原征洋
編集: 松本哲夫
NHKローマ支局: 佐藤公一
作・演出: 佐々木昭一郎
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