平成14年度の放送
よみがえる時代の記憶
放送:4月21日(日)23:55〜翌1:25(90分)
昭和がはじまった時代を記録した「昭和の誕生」。
そして大正の文学少女の思い出「新しき村」。
カメラが映しとった大正から昭和の貴重な映像を通して、時代の記憶が今に蘇ります。

■NHK特集「昭和の誕生」
 49分/1977年(昭和52年)
防衛庁に埋もれていた昭和天皇の即位の礼を記録したフィルムが発見された。
映像は、昭和という時代の始まりをつげていた。
その昭和のはじめ…都会ではモボ・モガが闊歩し、大衆文化が花開く一方、金融恐慌が日本経済を襲い、不況下で頻発する社会運動は弾圧され、軍部が台頭しはじめていた…。番組は即位の礼のフィルムを核に、圧倒的な迫力で昭和の初期を描く。

【一口メモ】
「昭和の誕生」は当時、音のついていなかった昭和天皇の即位の礼の映像に、番組担当者がNHKのラジオ生放送の音声を、ひとつひとつ当てはめ、復元して生まれた番組です。

語り: 中西 龍
撮影: 益子広司
録音: 津田幸寿
音響効果: 織田晃之祐
構成: 相田 洋/菅谷耕次
制作: 藤井 潔

■新日本紀行「今も心に生きる土地 新しき村」
 30分/1974年(昭和49年)
老人ホームですごす、ある女性からの手紙をもとに、彼女が青春時代に暮らした思い出の土地「新しき村」を訪ねる。「新しき村」は大正7年、作家・武者小路実篤が宮崎県につくった、人生の自己実現を目指す理想郷である。そこでは多くの若者が新しい生き方を求めていた。
その「新しき村」を、女性の証言をきっかけに番組のカメラが訪ねていく。

【一口メモ】
「新しき村」は、財団法人として現在も埼玉県と宮崎県にあります。住所は以下のとおりです。
 埼玉県の新しき村:入間郡毛呂山町葛貫423
 宮崎県の新しき村:児湯郡木城町石河内1333

撮影: 西坂真澄
照明: 杉原康弘
音声: 岡田光正/秋葉寿郎
編集: 児玉達也/芝 克憲
音響効果: 小山元良
構成: 河野尚行
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