平成13年度の放送
本当の家族
放送:12月17日(月)0時15分〜1時40分(85分)
“浪速のおかん”ことミヤコ蝶々さん主演ドラマの登場です。
ミヤコ蝶々さんは、当時58歳。
平成12年、80歳で亡くなりましたが、長年にわたり、漫才や司会、芝居にと活躍しました。
このドラマでは当時、勝気でたくましい役柄の多かった蝶々さんが、物静かで優しいお母ちゃん役を好演し、新境地を開いています。

■ドラマ「極楽家族」
 80分/1978年(昭和53年)
舞台は、浪速の人情が溢れる下町・大阪の通天閣界隈。事故で次男を失い悲しみに暮れる老夫婦と、その次男に瓜二つの若者が偶然出会い、一緒に暮らすことになる。若者は、やがておばあちゃんのことを「お母ちゃん」と呼び、三人はまるで本当の家族のように振る舞い始める。
それまでは親をかえりみることのなかった長男が、それを知り若者に嫉妬。そして、老夫婦の遺産相続へと話が及んでいく──。
赤の他人同士が、家族を演じることから巻き起こる、珍騒動を描いたドラマ。
仲の悪い本物の家族と仲の良い偽の家族…どちらが本当に幸せなのかとドラマは問い掛けている。

【一口メモ】
若者役の国広冨之さんは、デビュー2年目で当時25歳。その恋人役の大竹しのぶさんは21歳。二人の若かりし頃の演技にも注目です。
番組に登場する「ポックリ寺」は、奈良県香芝市にある阿日寺(あにちじ)です。昔から「安楽往生」のお寺として、お年寄りの信仰を集めていたお寺です。
阿日寺:奈良県香芝市良福寺361
    近鉄大阪線五位堂(ごいどう)駅徒歩15分

脚本: 中島丈博
音楽: 岸田智史
   
出演: ミヤコ蝶々/国広冨之/大竹しのぶ/レッゴー長作

山本一郎/瀬賀敏之/上中はるか/林美智子 ほか
野川由美子/若宮大祐

アクタープロ/五期会/松竹芸能/新芸スクール
   
制作: 伊神 幹
技術: 中田 巌
美術: 宮井市太郎
効果: 吉田秋男
演出: 松尾 武
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