“核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜 “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜 “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜

“核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜

  • “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜
  • “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜
  • “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜
  • “核なき世界”はいつの日に〜湯川秀樹のメッセージ 再び〜

1月6日、あるニュースが世界を駆け巡った。「北朝鮮 核実験を実施」。戦後70年の節目を終え日本が平和への想いを新たにしていた矢先の出来事だった。1970年に核拡散防止条約(NPT)が発効したにも関わらず、いまだ消えない“核の脅威”。2013年のNPTオスロ会議では、米ロなど核を保有する5か国がそろって参加をボイコット。世界には依然として1万6000発以上の核弾頭が存在する。間近に迫った危機、そして世界で唯一の被爆国として日本にとっては見過ごすことのできない問題である。

「核なき世界を」。このメッセージを生涯かけて訴え続けた科学者がいる。日本初のノーベル物理学賞受賞者、故・湯川秀樹である。自らの研究テーマに関わる技術で作られた原爆の非人道性、水爆実験の恐怖を目の当たりにした湯川は、世界各地をまわり核廃絶運動に取り組んだ。NHKアーカイブスには、死の直前まで続いた湯川の壮絶な取り組みを追った番組が残っている。

番組では没後35年にあたる今、原子核物理学の基礎を築き、誰よりもその恐ろしさを知っていた湯川の叫びを再確認し、あらためて核なき世界と平和を考えたい。

ゲスト
小沼通二さん1931年東京生まれ。物理学者。慶應義塾大学名誉教授。元日本学術会議原子核特別委員会委員長、元日本物理学会会長。ノーベル平和賞を受賞したパグウォッシュ会議の評議員を10年に渡り務める。生前の湯川と親交が深く、湯川が亡くなる三週間前まで語り合う。現在は、世界平和アピール七人委員会事務局長として、湯川の遺志を引き継ぎ核廃絶運動に邁進する。核兵器事情、原子力発電事情にも精通している。

ご覧いただくのは・・・

NHKスペシャル ラストメッセージ「核なき世界を 〜物理学者・湯川秀樹〜」
(初回放送:2006年11月06日放送 総合 59分)

  • NHKスペシャル ラストメッセージ「核なき世界を 〜物理学者・湯川秀樹〜」
  • NHKスペシャル ラストメッセージ「核なき世界を 〜物理学者・湯川秀樹〜」

1949年、中間子理論で日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹。ビキニ環礁での水爆実験に衝撃を受け、科学者の先頭に立って核兵器の廃絶運動に乗り出す。米ソが核開発競争を繰り広げる中、湯川は核抑止論では核兵器は高度化し、核を持つ国が増えると警告した。しかし、状況は悪化するばかりで苦闘を強いられる。晩年、湯川はがんと闘いながら「人類の英知を結集すべきだ」と繰り返し言い続けた。北朝鮮の核実験など核の拡散が深刻化する今、湯川の言葉が重く響く

■番組からのお知らせ

※最新の番組表は こちら をご覧ください。

NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト

▲このページの上へ