2017年01月11日 (水)「思い出の鉄路(2011年放送)」から 廃線鉄道まとめ [北海道編 その2]


北海道の廃線鉄道シリーズ。今回は、木材輸送やダム建設で活躍した路線や、地域の人はもちろん、観光客からも愛されていた路線などをご紹介します。

※北海道編その1 -かつて炭鉱とともに発達した廃線鉄道- はこちらへ⇒

■名寄本線 寒冷地を走り続けた路線

名寄本線

名寄本線は、道央とオホーツク海沿岸の市町村を結ぶ幹線として重要な役割を果たしていました。

名寄本線図

流氷などを目当てに訪れる観光客の多くも、この路線を利用しました。興部(おこっぺ)駅で売られていたオホーツクのホタテとシメジの弁当は大人気でした。

興部駅の駅弁

しかし乗客の減少で、平成元年4月、名寄本線は廃止になりました。



■深名線  豪雪地帯の暮らしを支えた路線

深名線

深名線は、名寄駅と深川駅を結んだ路線です。ダムの建設事業と木材の輸送などで多くの人々に利用されました。

ホームの様子

幌加内駅

しかしダム建設の終了などで輸送量が落ち込み、平成7年9月に廃線となりました。地元に愛着のある深名線の名は、転換後のバス路線の名に引き継がれています。



■広尾線 ブームとなった乗車券

広尾線を走るSL

帯広駅から南に向かい、襟裳岬の入り口の広尾駅とを結んだ広尾線。南十勝地域で生産されるジャガイモや豆類などの農産物輸送に大きな役割を果たしました。

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愛国駅

「愛の国から幸福へ」。広尾線の愛国駅から幸福駅行きの切符は、幸せを求める観光客の間で一大ブームになりました。しかし貨物輸送の減少などで昭和62年に廃線。その後も観光客に人気の幸福駅駅舎は、平成25年に以前のたたずまいを残したまま建て替えられました。

※幸福駅行き切符ブームのきっかけとなった番組「新日本紀行 幸福への旅~帯広~」(1973)

新日本紀行

投稿時間:10時00分


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