2017年01月04日 (水)地域に受け継がれる1月の行事


年のはじめ、1月は様々な伝統行事が行われます。そこには五穀豊穣や家内安全を願う地域の人たちの熱い思いが込められています。ユニークな行事をいくつか動画でご紹介しましょう。

■十日市 (福島県会津若松市)

十日市

会津若松に初春を告げる伝統行事が、毎年1月10日に開かれる「十日市」。400年以上の歴史がある伝統の市です。十日市に訪れるみなさんの一番のお目当ては、古くから伝わる縁起物です。

風車

「風車」...クルクルとよく回って、元気に働けるようにとの願いが込められています。

「風車」...クルクルとよく回って、元気に働けるようにとの願いが込められています。

起き上がり小法師

「起き上がり小法師(こぼし)」...勢いよく起き上がるものを選びます。家族より一つ多い数を持ち帰り神棚に飾ることで、子孫繁栄の願いを込めるそうです。

「十日市」...1月10日(火) 場所:会津若松市中心市街地(神明通り、市役所通り、中央通り、大町通り)



■陀々堂の鬼走り (奈良県五條市)

陀々堂の鬼走り

燃えさかるたいまつを持った三匹の鬼が、お堂を走り回って人々の災厄をはらう「陀々堂の鬼走り」。毎年1月14日に行われています。来場者は、巨大なたいまつの火の粉で身を清めることで、無病息災や五穀豊穣を願います。

「陀々堂の鬼走り」...1月14日(土) 場所:念仏寺(五條市大津町) 



■バイトウ (新潟市十日町市)

バイトウ

十日町市大白倉地区では、わらとケヤキでできた「バイトウ」と呼ばれる小屋が建てられ、地区の人たちがその中で宴会を開きます。そして楽しい宴が終わると、バイトウに火が放たれます。五穀豊穣を祈願する大切な行事で、炎がまっすぐに上がると豊作になるといいます。バイトウに入るには参加費(500円)が必要で、お金は伝統行事を守っていくために充てられるということです。

「大白倉バイトウ」...1月14日(土) 場所:大白倉公民館付近(十日町市大白倉寅)



■邑町のサイノカミ (富山県下新川郡入善町)

邑町のサイノカミ

富山県の邑町地区に伝わる「邑町のサイノカミ」。厄払いや無病息災、五穀豊穣を祈願する小正月の火祭り行事です。地区の子どもたちが歌いながら「デク」と呼ばれる木製の人形とともに家々を巡り、その後デクを燃やして一年の無病息災を願います。

「邑町のサイノカミ(塞の神まつり)」...1月15日(日)※毎年1月第2日曜(1月15日が日曜の場合は、1月15日) 場所:入善町上野1308 ほか



■チャッキラコ (神奈川県三浦市)

チャッキラコ

「チャッキラコ」は三浦市三崎の海南神社などで、毎年1月15日に行われる小正月の行事です。江戸時代から女性たちによって行われ、おもに豊漁を祈願します。女性の歌に合わせて、少女が扇やチャッキラコ(竹に鈴飾りをつけた道具)を手にして踊ります。

「チャッキラコ」...1月15日(日) 場所:海南神社(三浦市三崎)ほか



■百々手祭り (福岡県糸島市)

百々手祭り

五穀豊穣・厄払い祈願の祭り。まずは手づくりの弓で邪気払いの矢を放ちます。弓射のあと「大飯食(ぐ)らい」がはじまります。参加者には白米と一汁三菜が運ばれ、一杯目のご飯は普通の量。二杯目からは山盛りにつがれます。残ったごはんは給仕役が食べる決まりになっていて、茶碗にふたをする男たちと、少しでも多く盛ろうとする給仕役とのやりとりが、会場の笑いを誘います。

「百々手祭り」...1月22日(日)※毎年1月第4日曜 場所:淀川天神社、淀川公民館(糸島市二丈深江)

投稿時間:10時00分


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