NHKアーカイブス 埼玉川口市

みなさまのおかげで15年

ニュース700万項目、
番組90万本以上を保存

2017年3月現在、NHKが保存するコンテンツ数(全国)は、
映像がニュース728万5,000項目、番組94万1,000本で、このほかに、
アーカイブスではニュース原稿や写真、音楽CD、レコード、図書なども保存しています。
アーカイブスのシステムは2013年から順次ファイルベースに移行し、長年フィルムやテープで
保存してきたニュースや番組は、コンピューターで扱える映像ファイルとして保存されるようになりました。
この結果、パソコンでの試写が可能になったり、保存から提供まで、それぞれの過程にかかる時間が大幅に短縮
されるなど、保存されたコンテンツの利用促進につながっています。今後、4K・8K映像の保存にも本格的に取り組みます。

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約34万枚のレコードを
川口で保存

これまでNHK浜松支局の浜松音楽ライブラリーで保存してきた約34万枚
のレコードが、2017年12月にNHKアーカイブス(埼玉県川口市)に
移設されました。これらは、LP、EP、SPレコードなど、ほとんどがかつて
NHKの番組で使用するために集められたものです。多くは市販されていた
音楽のレコードですが、中には戦時中の大本営発表や首相の就任挨拶
など、歴史的に貴重な音声を収録したSPレコードもあります。
NHKアーカイブスでは今後、こうしたレコードの活用にも
積極的に取り組んでいきます。

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番組公開ライブラリー
利用者100万人達成

NHKが過去に放送した代表的な番組などを無料で一般公開している「番組公開
ライブラリー」(埼玉県川口市)の利用者が、2017年10月に累計で100万人に達しました。
これも2003年のオープン以来、熱心にご利用いただいた皆様のおかげであり感謝申し上げます。
サービス開始当初、約2,200本から始まったNHKの公開番組は、1万本を超えました。今後もドラマ、
ドキュメンタリー、アニメなど幅広い世代の皆様に楽しんでいただける番組の公開に努め、
「番組公開ライブラリー」のさらなる充実に取り組みます。
※NHKアーカイブス(埼玉県川口市)のほか、全国の放送局など56の施設でも「番組公開ライブラリー」で番組をご覧いただけます。

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NHKアーカイブスとは

1925年3月に当時の東京放送局がラジオ放送を開始。戦後は日本放送協会として1953年に
テレビ放送を始めました。ラジオ放送開始から90年余り、テレビ放送開始から60年余りの間に
作られた番組や台本、番組にかかわる記録、番組を作るための素材、さらにデータベースなど
その保管の仕組みや埼玉県川口市にある保管施設などを総称して、NHKアーカイブスと呼んでいます。

NHKアーカイブスの
役割と取り組み

NHKアーカイブスは、過去に制作された映像や音声のコンテンツを、
最新のデジタル技術を使ったシステムを導入することで、一元的に管理しています。
そしてそれらを、放送を中心に多角的に展開することで、かけがえのない映像資産の継承を図ります。

  • 保存 貴重な映像資産を次世代に伝える
  • 活用 放送を中心に多彩な形で展開
  • 公開 番組公開ライブラリーやアーカイブスポータルサイトなどで公開

15年を迎えて

2003年に誕生した川口のNHKアーカイブスが、おかげさまで15周年を迎えました。公共放送NHKが持つ膨大な映像・音声資産を確実に未来へ継承していく施設として作られ、去年は新たに浜松支局で保存していた34万枚のレコードを移設するなど、その機能を充実させています。
また今年はSHV元年。12月のSHV本放送に備え、NHKアーカイブスも本格的なSHV4K8Kの保存・提供を開始しました。少しずつですがその分量も増えつつあります。
一方で、これまで大切に保存してきた「新日本紀行」などフィルム映像に新たな光が当たっています。フィルムをデジタルスキャンした後にHDR技術を加え、スーパーハイビジョンに変換する試みです。放送技術の進歩は驚くばかりですが、確実に保存してきたことで再びその利活用が進められようとしています。
これまでもそしてこれからも、私たちは保存・活用・公開の3つの役割を担っていきます。将来の利活用に向けて確実に保存することを第一に、日頃からアーカイブスの利活用を進め、さらに公開を進めていきます。公共メディアへの進化そして放送100年に向け、引き続き努力してまいります。

NHK知財センター長 菅野利美
2018年2月1日