![]() NHKアーカイブスでは、毎年、施設のあるSKIPシティで開かれる「国際デジタルシネマ祭」に合わせて、『夏まつり』イベントを実施しています。今年は7月18日・19日の2日間、年間テーマの「教育アーカイブス」に即した「語り継ぐ戦争体験」に焦点をあてた展示会や講演会から、子どもが楽しめるコーナーやハートフルライブなどを開催。2日間で延べ2265人の方が参加されました。
丸木位里さん・俊さんの巨大な「原爆の図」で知られる埼玉県東松山市の「原爆の図・丸木美術館」からは、2分の1サイズの複製を3点借りて展示。2分の1と言っても、1枚の大きさは90cm×360cmもあります。会場を訪れた人たちは、絵の大きさと内容の迫力に圧倒されて、食い入るように見つめていました。 |
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| 上/「原爆の図 第4部 虹」、下/「原爆の図 第14部 からす」(2点とも原爆の図丸木美術館蔵) |
| もう一方の壁には、「市民が描いた原爆の絵」を30枚あまり展示しました。素朴な市民の作風と、絵に添えられた短い文章が生々しく胸を打ちます。涙ぐみながら1枚ずつ丁寧に見る人が目立ちました。これは昭和49年、NHK広島局が「被爆の記録を絵に描いてみませんか」と呼びかけて、番組を作ったのがきっかけでした。今では平和記念資料館に寄贈されています。 また出会いの広場の奥には、「原爆とは何か」を自分なりに表現するアメリカの若者たちの作品をパネルやDVDで紹介しています。在米のダンスアーティスト・尾竹永子さんがアメリカのコネティカット州にあるウェスリアン大学で行っている授業では、学生たちは原爆文学や絵画、漫画「はだしのゲン」、原爆の記録映像などを通して原爆を学び、授業の最後に各自が創作に取り組みます。絵画やコラージュ、ダンス、パフォーマンス、ピアノ演奏、インスタレーション(空間芸術)などの作品はどれも真摯で、生と死、時間、記憶と苦しみなどを伝えようとしています。尾竹さんは「作品を作ることが’持続する哀悼’であり、死者を考えながら生きることだ」と言います。国境を越えて被爆が語り継がれるという試みは新鮮で、多くの人が足を止めて見入っていました。 |
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![]() 「カブト虫と遊ぼう」コーナーに集まった子は、2日間で850人以上。今年も宮城県鬼首(おにこうべ)スキー場の人たちがプレゼントしてくれたカブト虫は大人気で、子どもたちは嬉々として遊んでいました。鬼首の紹介ビデオも楽しく、夏イベントには欠かせない企画になっています。2日目の夕方には、40匹を1人1匹ずつプレゼント。行列ができましたが、並んだ子どもたち全員にちょうどいきわたって喜ばれました。 |
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![]() 『お宝映像発掘』につながりそうな情報が2件寄せられたほか、「夏休み前の社会科テストで鎌倉時代が範囲だったので、楽しめた(小学生・女)」「受験生の時、日本史は得意だったので意地になって解いた。でも昔の大河は、余計なフィクションが少なく、歴史をしっかり描いていたんだね。(40代・男)」といった声が聞かれました。 |
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