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NHKアーカイブス 6周年記念イベント 「朝ドラ ヒロインたちの半世紀」
〜『娘と私』から『つばさ』まで〜
REPORT レポート
川口SKIPシティのNHKアーカイブスも、おかげさまで6周年を迎えました。1月31日(土)〜2月1日(日)に開催された記念イベントのテーマは、おなじみ朝の連続テレビ小説特集。半世紀にわたる「朝ドラ」の軌跡を、さまざまな展示や上映会でつづり、来場されたたくさんの皆さまにご好評をいただきました。
歴代ヒロインに会える「朝ドラ ヒロインたちの半世紀」展
1961年の『娘と私』からスタートした「朝ドラ」は、4月から放送の『つばさ』で80作目。15分の帯ドラマの中に日本の家族の姿や女性の生き方を描きつづけ、朝のお茶の間に欠かせない存在となっています。会場には、半世紀にわたる「朝ドラ」を彩ってきた歴代ヒロインたちのポスターやスチール写真を中心に、「連続テレビ小説」の世界を場内いっぱいに展示。ドラマの一場面には、時代を象徴する珠玉の言葉が添えられ、当時のライフスタイルを実感できるものとなっています。毎朝欠かさず見ているという市内の女性は、「あまり覚えていない作品の年代を見ると、家事や子育てに忙しかったんですね」と感慨深げ。「これ覚えてる」「これは中学に入学した頃」「このときは受験だったね」などと語り合う親子連れも多く、来場する皆さんそれぞれの家族の思い出をたどるきっかけとなったようです。
4月からの新ドラマ『つばさ』は、いよいよ埼玉県が舞台。「朝ドラ」の舞台はこれで全国を巡ったことになります。場内のモニターTVでは、川越市内ですすめられている撮影の模様や、新ヒロイン多部美華子さんのインタビューなどを紹介しています。そのほか、視聴率62.9%を記録した『おしん』のグッズや視聴率ベスト10、現在も第一線で活躍する歴代脚本家一覧など、「朝ドラ」ならではのユニークな展示の数々は、3月30日までお楽しみいただけます。ぜひ足をお運びください。
「朝ドラ ヒロインたちの半世紀」展のページへ
もう一度会いたい!懐かしの「朝ドラ」一挙上映
両日のお楽しみの一つは、連続テレビ小説の上映会。半世紀80本に上る「朝ドラ」のうち24作を選び、一挙に上映するというNHKアーカイブスならではのイベントです。記念すべき第一作の『娘と私』から'60〜'70年代の『おはなはん』、『北の家族』『マー姉ちゃん』『はっさい先生』、そして'90年代の『ひまわり』『あぐり』まで、時代とともに変わっていくヒロイン像を一挙に観賞することができました。15分のオンエアの合間には撮影秘話や当時のエピソードなど、興味深い解説も加えられ、「朝から全部見てしまいました」というご夫婦も。第一回もあれば最終回もありと、各作品珠玉の名場面を取り上げただけに、どれも見応え十分。各時代の暮らしを鮮やかに切り取りながら、ヒロインの成長や、それを見守る人々の想いを描き、夢や希望、挫折や人の優しさを届ける、「朝ドラ」の魅力がたっぷりと伝わります。『おはなはん』に励まされたという鳩ヶ谷市の女性は、「自分の人生とつながっているような気がしますね。隣の番組公開ライブラリーで、続きを見たくなりました」と感想を語ってくれました。
ユニークなパーカッションライブ&パンの販売
恒例のアーカイブス保管庫見学ツアーは、今回も大盛況。また、おなじみ「鳩ヶ谷ほっとすてーしょん」のスタッフによるパンと野菜の即売会も行われ、小雨降る寒さの中でも元気な声が響きました。
31日の午後は、SKIPシティ ビジュアルプラザの映像ホールで、川口鋳物工業協同組合の協力によるパーカッションのミニライブを開催。川口市出身で今注目のパーカッショニスト、野尻小矢佳さんが、ご自身で考案したというフライパンや鍋などでつくった鋳物楽器で、なつかしい『大きな古時計』や『カノン』を演奏。さらに、アルミ、鉄、ブロンズなどを組み合わせた彫刻楽器ともいえる鋳物ドラムセットを自在に奏で、その美しい音色に、客席からはため息と盛大な拍手が送られました。
『風見鶏』ヒロインによる講演会「朝ドラと私」
2日目の午後は、1977年『風見鶏』のヒロインを演じた新井晴みさんによる講演会が行われました。女優だけでなく、画家、産業カウンセラーと多彩に活躍し、現在は法政大学キャリアデザイン学部の学生でもある新井さんは、朝ドラ撮影の舞台裏や、ライフワークとして取り組んでいるという「朝ドラ学」について、自らの体験を交えながら語ってくれました。そのハキハキと明快で親しみやすい語り口に魅せられ、朝ドラファンで埋め尽くされた会場は、すっかりリラックスした雰囲気。「朝ドラで14歳から78歳まで演じましたが、女の一生だけでなく、女優という第二の人生を歩ませてもらって、大きく成長したと思います」という言葉に、満足気にうなずく人も。講演後は、「時代の変遷と朝ドラとの対比が面白かった」「お話が上手ですねぇ」「ヒロインだった人の話は実感が湧きますね。新しいドラマも楽しみです」といった声が上がっていました。
心を癒す澄んだ歌声「ハートフル・ライブ・スペシャル」
両日のイベントの最後を飾るのは、1972年放送の『藍より青く』の挿入歌「耳をすましてごらん」を歌った、本田路津子さんによるヒーリングコンサート。1970年「秋でもないのに」でデビューし、5年間のフォーク歌手活動を経て、結婚を機に渡米。帰国後は福岡に在住し、ゴスペルや賛美歌歌手として活躍しています。清々しく澄み切ったその歌声は健在。一語ずつていねいに語る言葉と、「風がはこぶもの」「ひとりの手」など、ギターの弾き語りで歌う名曲の数々に、会場はうっとりと幸福感に包まれました。昔からのファンだという50代の女性は、「亡くなったお父さまが、『見上げてごらん夜の星を』を聴いて『すごいね』といわれた話には感動しました。聴いていたら本当に星空が見えるようで、涙が出ました」と語ってくれました。
以下の展示、上映は3月30日(月)まで開催しています。「朝ドラ ヒロインたちの半世紀」展のページへ
朝ドラ展 番組年表、歴代ヒロインたちのポスター、台本などを展示します。(NHKアーカイブス2F エントランス)
『おしん』コーナー 総集編の上映、「おしん」グッズの展示。(NHKアーカイブス2F エントランス)
『つばさ』コーナー 4月から放送の新番組『つばさ』の番組紹介。(NHKアーカイブス2F 喫茶)

お問い合わせ:048-268-8807 土日祝日を除く平日 10:00〜12:00 13:00〜18:00

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