番組公開ライブラリー アーカイブス業務用施設 Q&A
施設案内/開館時間 公開ライブラリーの番組検索 アクセス案内/地図 イベント案内/トピックス 業務紹介 NHKアーカイブス(川口)とは 業務用施設のご案内 よくある質問/お問い合わせ

番組公開ライブラリー イベント案内/トピックス

NHKアーカイブス 7月イベント
テーマ「夏・いのちの輝き」レポート
 夏休み最初の週末にあたる7月26日(土)・27日(日)、川口のNHKアーカイブスで、恒例の夏のイベントが行われました。今回のテーマは「夏・いのちの輝き」。2005年11月に白血病で亡くなった歌手の本田美奈子.さんにちなむ展示やイベントを中心に、アーカイブスの年間テーマ「ともに、いきる」にも通じる、心温まる催しとなり、たくさんの皆さんが集まってくださいました。
昆虫たちとふれあう番組上映&講演
 イベント初日の番組上映会は、チビっ子たちが大好きな「わーい!虫・ムシくん カマキリ・ナナフシ 命がけで化ける」と、ETV特集「虫の目をもつ男」の2本。午後の講演会には、2本目の番組にも出演されていた昆虫博士の矢島稔さんが登場。群馬県立ぐんま昆虫の森園長であり、ラジオ第一放送「夏休みこども科学相談」でもおなじみの矢島さんは、子どもたちから寄せられる相談内容について、ほのぼのとしたエピソードを披露した後、虫たちの面白い生態を、さまざまな映像を交えて紹介してくれました。矢島さんの軽妙な語り口に、子どもたちだけでなく、かつて昆虫少年だったお父さんも満足そう。「虫たちの生活は案外、人間と似ているんですね」と、川口市内の30代男性は、講演後、センターサークルに設けられたカブトムシコーナーで息子さんと一緒に楽しそうに遊んでいました。
矢島稔さん/スライドを使った講演風景
パンと採れたて野菜の即売会
 恒例の「鳩ヶ谷ほっとすてーしょん」の皆さんによる手作りパン即売会には、開店前から長い列が。人気のカレーパン、メロンパンなどとともに、房いっぱいの枝豆をはじめ新鮮野菜にも人だかりができる盛況でした。

検定の問題を考える参加者たち/ハサミで切って・・・
ペーパークラフトでよみがえる「おしん」の家
 NHKアーカイブスのホームページでは、「NHKアーカイブス検定」を開催中(9月30日まで)ですが、イベント会場でもリアル検定を実施。NHKの人気番組について10問出題され、解答した方には、連続テレビ小説「おしん」のスタジオセット・ペーパークラフトをプレゼント。山形のおしんの生家を1/50に縮小した、その精巧な型紙セットを実際に組み立てる、ペーパークラフト教室も催されました。NHK教育テレビ「趣味悠々」で講師を務めるペーパーエンジニア、坂 啓典(さか けいすけ)さん指導のもと、作り方のコツをつかんだ子どもたちは、ハサミやカッターを上手に使いながら、制作に熱中。本物そっくりのスタジオセットを再現させました。
「第1回 NHKアーカイブス検定」ページへ
趣味悠々
坂先生も参加者一緒に制作/親子で挑戦!
なつかしい『ふるさと』を手話で合唱
 1日目の最後を飾るのは、すっかりおなじみになった『手話で歌おう!みんなのうた』。川口で活躍する盛人コーラス隊とマイスター児童合唱団の共演で、「茶摘み」や「海」などの懐かしい夏の歌をはじめ、新旧の「みんなのうた」を堪能した後、宮本治之ディレクターの指導で「ふるさと」を合唱。覚えたての手話で、故郷の山や川、父と母などを表現しながら、満場の参加者が一体となって歌いました。お孫さんと三代で保管庫ツアーにも参加したという女性は、「前回とても楽しかったので、今回も参加しました。『ふるさと』は大好きな歌。帰ったら家で孫とおさらいして覚えます」と感想を述べてくれました。
盛人コーラス隊、マイスター児童合唱団の
皆さんと宮本ディレクター
盛人コーラス隊の皆さん/マイスター児童合唱団の皆さん/手話を教える宮本ディレクター
SNAP SHOT
毎回好評の保管庫ツアー
最初はおそるおそるでも・・・ SNAP SHOT
保谷留美子さんの作品展示コーナー
カブトムシをもらって
▲このページのトップへ
清らかな歌声に心をゆさぶられる上映会&展示
 2日目は、まさに『本田美奈子.スペシャルデー』。今春放映されたハイビジョン特集『本田美奈子.最期のボイスレター』の上映会には、開場前からたくさんの人が詰めかけ、立ち見も出るほど。番組は、本田美奈子.さんが白血病と闘っていた病院に、恩師で作詞家の岩谷時子さんが入院してきたことから始まった、2ヵ月にわたる二人の交流をつづったものです。本田さんは、抗ガン剤による副作用で、高熱や口内炎に苦しみながらも、同じ病棟の岩谷さんに、自らの歌声とメッセージを録音したものを送って、励まし続けました。まさに二人の命の対話集です。「小さな幸せを感じることで、大きな幸せを得ることができます」という本田さんの言葉の重さと、その澄み切った歌声に、涙ぐむ人も多くみられ、場内は静かな感動に包まれました。

 上映会終了後も、『本田美奈子.愛のボイスレター展』は、本田さんのアカペラの歌声をヘッドフォンで聴いたり、未公開写真や自筆の詩、ステージ衣装などの展示の前で、彼女の思い出を語り合う人々であふれていました。また、本田さんの遺志を引き継いだ骨髄バンクへの啓発活動「LIVE FOR LIFE」の紹介コーナーに、熱心に見入る人の姿が。ヘッドフォンを耳に、じっと目を閉じて聴き入っていた、彼女と同世代だという女性は、「本当に耳元で歌っているみたい」と目をうるませていました。『本田美奈子.愛のボイスレター展』は8月31日(日)まで開催中です。ぜひご観覧ください。

「本田美奈子.愛のボイスレター展」ページへ
岩谷時子さんと本田美奈子.さん
「LIVE FOR LIFE」の活動
本田美奈子.さんの肉声に耳を傾ける人
美奈子.さんの思い出に浸るコンサート&講演
 午後の上映会は、NHKアーカイブスが、この日のために制作した『アーカイブス・ビデオ コンサート』。'85年のデビュー当時の映像をはじめ、BSのインタビューでの素顔、台北での貴重なライブ映像、女優として最後の作品となった'02年のドラマ『ハート』など、NHKならではの構成による特別番組です。

 続いては『ボイスレターの思い出』と題し、育ての親ともいえる所属事務所社長、高杉敬二さんが、本田さんの笑顔に隠された強い意志と深い愛について語る講演会。「入院中の10ヵ月間に、美奈子から人生で一番大切なことを教わりました」。デビュー当時からの数々のエピソード、闘病生活、岩谷さんとの心の触れ合いなど、高杉さんは、時に声を詰まらせながら、熱く語ってくれました。
会場を埋め尽くす来場者
ビデオコンサートの様子
高杉敬二さん
Heartful Live Special
 感動覚めやらぬ場内に、次に響いたのはハンガリー生まれの民族楽器コカリナの名手、黒坂黒太郎さんの音色。NHKの番組テーマを数多く作曲し、全国各地で演奏活動を展開する黒坂さんが、オートハープ奏者でもあるヴォーカリストの矢口周美(かねみ)さんとともにお届けする、ヒーリングライブ。中でも、本田美奈子.さんの珠玉のレパートリー『アメイジング・グレース』は、再び満席の涙を誘いました。
矢口周美さん/黒坂黒太郎さん
愛と輝きに満ちたイベント
 今回のイベントを、NHKアーカイブスのホームページで知った人も多かったようです。愛知から始発で参加したという30代の男性は、「友人に聞いて、心待ちにしていました。ビデオコンサートの貴重な映像もよかったし、高杉さんの講演には胸が熱くなりました。素晴らしいイベントをありがとう」と、立ち去りがたい様子でした。
 会場には本田美奈子.さんのお母さま、工藤美枝子さんも駆けつけてくださいました。本田さんは朝霞市の出身。「地元埼玉で、こんなに大きなイベントを開いてくださって、本当にありがとうございます。でも、これほどたくさんの方が来てくださるなんて、驚きました」。今も彼女がそばにいるような気がするというお母さまは、「ファンの皆さんへの感謝の気持ちを大切に、いろいろな活動を通じて、美奈子の想いをかたちにしていきたいと思っています」とこれからの抱負を語ってくれました。
 2日間の模様は、出口に設けられたメッセージボードにつづられています。「歌声に涙が出ました」「生きる力をありがとう」「残念です。もっと生きてほしかった」「心に残る感動的な展示会でした」などなど、訪れた人たちの素直な言葉が次々に貼られ、生きることの素晴らしさを教えてくれた本田美奈子.さんの、愛と輝きに満ちあふれた、記念すべきイベントとなりました。
本田美奈子.さん
メッセージを書き込む人たち
工藤美枝子さん
▲このページのトップへ

お問い合わせ:048-268-8807 土日祝日を除く平日 10:00〜12:00 13:00〜18:00

NHKアーカイブスの場所と交通機関のご案内はこちら