展示する絵画は日本各地の知られざる巨樹ーその迫力ある姿には圧倒されます。
作者は画家の平岡忠夫さん、79歳。
平岡さんは、東京都の浄水部長など、長く水道のプロとして活躍。10代から油絵の風景画を描きはじめ、巨樹に出会ったのは30年前の雪の日の朝、富士山を描こうと精進湖を訪ねたとき、目に飛び込んできたのは、樹齢1200年を超える大きな杉でした。
「この世に、こんなに巨大で、個性的で、しかも美しい生物があったのか」と感動。
以来、無我夢中で全国の森を歩き回り、3000枚の巨樹の絵に挑戦しています。途中、「がん」などの病に襲われましたが、平岡さんは不屈の闘志で克服し現在、巨樹の絵は2430枚余りになりました。また平岡さんは、「巨樹の会」を立ち上げ、全国の巨樹の調査を実施し、初めての「巨樹分布図」をつくったり、森林の保全や植林にも取り組んでおられます。
平岡さんは今回の絵画展にあわせて、川口市や荒川の源流にある巨樹10本あまりを、新たに描くことに挑戦しています。今回展示するのは、日本一大きいブナ(秋田)やサクラ(山形)、群生する巨樹の森、それに新作の埼玉県の巨樹など21作品です。
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上/
平岡忠夫さんの作品
中/
清雲寺(埼玉県荒川村)の満開の桜の巨樹(左)とそれを描く平岡さん(右){撮影:小林義広さん}
下/
巨樹と平岡さん |
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