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番組公開ライブラリーで試聴できる番組のご紹介 ▲目次トップ
公害の記録−番組詳細
あすへの記録 廃液 〜ある公害闘争の28年
放送時間  46分    放送日  1976.04.07
四国・高知で廃液を流し続けるパルプ工場に住民が怒り、工場の排水管に生コンクリートを詰めるという事件が起こった。会社側は、実行行為者のうち2人を威力業務妨害で告訴した。なぜ彼らは生コンクリートを詰めたのか。この裁判を軸に、28年にわたる高知の公害闘争の歴史に迫り、自分たちの暮らしや環境を守るために立ち上がった住民の姿を描く。
※第11回 科学放送賞受賞
ドキュメンタリー 埋もれた報告
放送時間  60分    放送日  1976.12.18
1956年(昭和31年)の水俣病の公式確認から、様々な原因調査が行われ、チッソの工場排水が疑われていたにもかかわらず、3年後の見舞金契約で、なぜ、「水俣病は終わった」とされたのか。そして、高度経済成長の波に乗って、工場はフル操業を続け、なぜ水俣病の被害は拡大していったのか。埋もれていた熊本県の公文書をもとに、国や熊本県の当時の担当者を徹底的に取材し、その責任を明らかにする。今では、ドキュメンタリーのひとつのジャンルとなっている調査報道の手法を本格的に取り入れた番組でもある。
※第32回 芸術祭大賞受賞
※第16回 日本テレフィルム技術賞(撮影)
九州スペシャル 写真の中の水俣 〜胎児性患者・6000枚の軌跡〜
放送時間  44分    放送日  1991.12.12
半永一光さん(36歳)は、症状の重い水俣病患者が暮らす施設・明水園で19年間暮らしてきた。母親の胎内で水俣病にかかった胎児性患者の半永さんは、17歳の頃から自らカメラを持ち、水俣の風景や周囲の人々を記録しはじめた。写真は、思うように話せない半永さんの自分を表現する手段となり、作品数は6000枚に及んでいる。1991年11月、水俣に世界中から有識者が集まり、水俣の再生について話し合う「水俣国際会議」が開かれることになった。しかし、その会議に患者たちの発言の機会は設けられていなかった。このため、半永さんは、会場の一部を借りて写真展を開くことを決意した。番組は、厳しい現実と直面しながら生きる胎児性患者たちの姿を描く。
※1992年 地方の時代賞映像コンクール優秀賞