No.197
2018.06.08
アニメ/人形劇
『おかあさんといっしょ』幻のキャラクター発掘!
今回は、ご存知『おかあさんといっしょ』の人形劇コーナーの5代目キャラクター映像が初めて見つかったというニュースです!
「うごけぼくのえ」に登場する、コリ(真ん中)、カリ(右)、ポリ(左)です。 ごらんの通りネズミのキャラクターで、『おかあさんといっしょ』の人形劇としては5代目。1974年から1976年にかけて放送しましたが1本も保存がなく、初めての登録です!
この「うごけぼくのえ」、とってもユニークで遊び心と工夫にあふれています!
おねえさんは浜井 都(はまい みやこ)さん。今回の映像の提供者です!
まずは、ものすごい勢いで子供たちが送ってくれた絵を紹介していきます。
浜井さんは、どの絵にも必ず名前と一言コメントを付けていきます。
せっかく心を込めて描いてくれた絵を出来るだけたくさん紹介してあげたいという思いからでしょうね!そのスピードにはビックリです。
数えてみたところ3分弱の間になんと43人の絵を紹介!しかもどの絵にも温かい感想をつけてくれます。スゴイ!
最後に紹介した1枚が今日の主役!壁から外したおねえさん、その絵を…
テレビの中に横から差し込んでいきます!
入りました!するとテレビの中に入った絵の“家の扉”が開いて…ネズミが登場!なるほど、NHKに送った“ぼくのえ”が物語の舞台になって“うごきだす”んですね!
おねえさんとコリ、カリ、ポリが会話しながらお話が進みます。
この日は家の壁に“貼り絵”をしちゃおう!という展開。
毎回必ず出てくる悪者も!フクロウのアウル博士。ネズミたちに悪さを仕掛けてきてばかり。最後はいつも空飛ぶ傘で逃げていきます。
今回提供いただいたのはあわせて9回分の「うごけぼくのえ」。
ただしどの回も放送した年月日が特定できず、1974年から1976年のどこかの月曜日にオンエアされた映像です。
さて提供してくださった浜井 都さんですが…
最近、テレビにご出演になりました!現在は河村 都さん。幼稚園の先生も経験なさった都さん、“子育てアドバイザー”として出演したのは…
『ひるまえほっと』です。この日は“孫育て”に頑張りすぎてブルーにならないためのコツをアドバイスしてくださいました。
もちろん『おかあさんといっしょ』に出演していたお話も!実は『ひるまえほっと』の取材の際にビデオテープをお持ちであることが発覚!発掘へとつながったのです!
都さん本当にありがとうございました!コリ、カリ、ポリ、そして新しい演出に挑戦した「うごけぼくのえ」の映像はアーカイブスで末永く保存し、皆さんにごらんにいただける方法を探っていきたいと思います。