No.173
2017.11.17
ドラマ
『ふりむくな鶴吉』音楽の樋口康雄さんから一挙8本!
今回はこちら!
若き沖雅也さんが主役、笑いと涙の青春捕物帖『ふりむくな鶴吉』(1974~5年放送)。 いまも根強いファンが多い作品です。
今回はなんと!一挙8本が発掘されました。音楽を担当していた樋口康雄さんからの発掘です!本当にありがとうございます。
Uマチックに残されていた8本をご紹介しましょう!
まず第17回「冬の女」。岡っ引きの鶴吉(沖雅也さん:画面左端)が縁日で見かけた一人の女性…
倍賞美津子さん演じる「あや」です。ところが鶴吉を見た瞬間、逃げてしまいます。
どうやら過去に鶴吉と何かあったようですが…
第27回「盛り場」。この回に出演しているのがこの人…
もんた&ブラザーズで「ダンシング・オールナイト」が大ヒットしたもんたよしのりさん。
曲がヒットする5年前に出演していました!浅草の盛り場に居ついた流れ者役で、なんと鶴吉の十手を盗んでしまいます!岡っ引きにとって“命”ともいえる十手、はたして…
第29回は「かまいたち」。オープニングでいきなり鶴吉が何者かに襲われます。江戸の町で通り魔のように刃物で切りつけるその男は“かまいたち”と呼ばれ人々から恐れられていました。その正体は…
自転車で全国をめぐる『にっぽん縦断 こころ旅』(BSプレミアム)でお馴染みの火野正平さんです!当時25歳。人懐っこい若者が、なぜ“かまいたち”になってしまったのか…答えはドラマで。
第31回は「お吉 火事場くどき」。めずらしく長いサブタイトルです。
タイトルにも出てくる“お吉”役は緑魔子さん。ウルトラセブンでお馴染みの森次晃嗣さんがストーリーに深く関わってきます。
第35回「花火の夜」
花火見物に出かけた大工(谷幹一さん)と妻(根岸明美さん)が拾ったのは…
千両箱!奉行所に届けたほうが良いという夫と、すぐに豪華な着物を買い始める妻。二人は事件に巻き込まれていきます。欲深い人間の悲しい結末が…。
第37回「隣人」
幸せに暮らす商家の夫婦(花柳喜章さん、瑳峨三智子さん)と、隣に引っ越してくる建具職人(佐々木剛さん)。過去も絡んで男と女の複雑な人間関係が描かれています。
続いては…
第40回「おりん」。サブタイトルにもなっている“おりん”を演じているのが小川知子さん!表の顔は三味線の師匠ですが、裏では博打や金貸しなど黒いウワサがたえません。
その“おりん”にぞっこんなのが京都の織物屋の放蕩息子(岸部シローさん)。本気で“おりん”に惚れてしまったから、さあ大変!
この回の見所をちょっとだけ…
えっ!?博打を取り締まる立場の岡っ引き・鶴吉がサイコロを…!このあとドラマはクライマックスに。
最後の1本は第41回「夏あらし」。
「その年、文政6年。夏のあらしはいつもより5日ほど早くやってきた」という中西龍アナウンサーの語りではじまり、あらしの中に現れた一人の青年のアップでテーマ音楽が始まります。
ビデオテープを提供してくださった樋口康雄さんが作ったテーマ音楽は、壮大なスケールを感じる最高のオープニングを作り上げています!
以上、駆け足で8本の作品を紹介いたしました。これだけ一度に発掘されると圧巻です!全46話のうち、これで15話分がそろったことになります。番組公開ライブラリーなどで、皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります!樋口さん、本当にありがとうございました!