特集

2016年初夏の特集

あの原田大二郎さんが発掘プロジェクトルームにやって来た!

皆さんお馴染みの俳優・原田大二郎さん。今年72歳を迎えたとは思えない若々しい姿を間近で拝見することが出来ました!というのも先日、原田さん自らが番組発掘プロジェクトのスタッフルームに録画テープの数々をお持ちくださったのです!原田大二郎さんといえば大河ドラマ「新・平家物語」(1972年)や「勝海舟」(1974年)、「銀座わが町」(1973年)、など数々のNHK名作ドラマに出演した超大物俳優!俳優の方がご自分でビデオテープを持ってきてくださったのは初めて!スタッフ一同感激です!今回は原田さんの『番組発掘プロジェクト訪問記』を特集します。

ご案内したのは、発掘の最前線で作業する居室、“Project1”です。

視聴者の皆さんから新たな発掘情報が飛び込んできたり、俳優や脚本家の皆さんに連絡をしたり、“お宝映像”が見つかってスタッフ皆で喜びの声を上げるのもこの部屋です!

原田さんにも“一日”発掘プロジェクトメンバーとして録画テープの確認をお手伝いいただきました。

さっそく録画テープ再生!最も期待する瞬間です。しかし… 発掘の期待よりも懐かしいご自身の映像に笑みがこぼれ、内容チェックはいつの間にか想い出話に…(画面左はプロジェクトのSディレクター)

原田さんが最も印象に残る出演作品は1973年から1年間放送した連続ドラマ「銀座わが町」
銀座に店を構える「天ぷら屋」と「洋食屋」を舞台に、仲が良くない二軒の人間模様をコミカルに描いたホームドラマで、当時の人気俳優の皆さんが数多く出演していました。

原田さんは当時29歳!新聞記者役(後列右)として出演、お若いですね!森光子さん(後列左)や黒柳徹子さん(後列左から2人目)の姿も…。

「銀座わが町は、実は島田陽子さん(後列右から2人目)と僕の恋物語が主題です。この頃はドラマというものが全くわかっていなかった。わかっていたら沢山の先輩方にもっと食いついていたのね…。惜しい事をしました。」

この「銀座わが町」は数本がアーカイブスに残されているのみ、原田さんのビデオテープからの発掘が期待されますがはたして…?!

今回ご提供いただいたビデオテープはVHS 17本そしてベータ9本です。
原田さんの想い出が詰まった連続テレビ小説第59作「やんちゃくれ」(1998年放送)もありましたが、こちらはNHKに全て保存されていました。

現在1本1本、丁寧に確認中です。お宝映像が見つかった際は、このホームページの「発掘ニュース」でご紹介致します。

Q 原田さん!ご自身にとって映像を残しておく事の意義とはなんでしょうか?「自らの演技への”反省”と”半生”のために録画していました。それと、過去の作品を見返す事で若返る秘薬にもなっていますね!」Q 番組発掘プロジェクトの訪問いかがでしたか?「僕はねぇ、この仕事向いてるかもしれない。過去に立ち返って時間の経つのを忘れます。NHKの全てを網羅して記録に残す。なんて素晴らしい仕事でしょう!」

嬉しいお言葉!これからも番組発掘に精一杯励もうと、一同心を新たにしました!
都内のご自宅から貴重な映像を運んで頂いた原田大二郎さん、本当に有難うございました。
今後も是非、番組発掘の“サポーター”としてご協力をお願いたします!

番組情報提供

思い出・コメントはこちら

ページTOP