

ドラマ「四季〜ユートピアノ〜」('80.1.12)
- ピアノ調律師の少女が、さまざまな出会いを重ねていく姿を美しい四季の中に描いたドラマ。演出・佐々木昭一郎の独自の“映像詩”の世界で、イタリア賞や芸術祭大賞など数々の賞を受賞した。<公開>
ドラマ人間模様「あ・うん」('80.3.9〜3.30)
- 性格は対照的だが、あうんの仲の男2人(フランキー堺・杉浦直樹)とその家族の人間模様を、戦争の足音が近づく昭和の時代を背景に描く向田邦子の作品。<公開>
NHKニュースワイド('80.4.7〜'88.4.2)
- 朝7時のニュースと、15年間続いた『スタジオ102』などを統合した72分間のワイドニュース番組。大ニュースには重点企画で対応した。初代キャスターは森本毅郎アナウンサーほか。
おはよう広場('80.4.7〜'84.3.23)
- 『奥さんごいっしょに』にかわる生放送の主婦向け情報番組。「中国残留孤児」「中高年の離婚」「弱いものいじめ」など時事性の高いテーマをシリーズで取り上げ、反響を呼んだ。
NHK特集「シルクロード─絲綢之路」('80.4.7〜'81.3.2)
- 長安から西へ、東西文明の壮大な交流の道を旅した日中共同制作、12集のシリーズ。'83年からは第2部18集も制作され、現地ツアーなどの“シルクロードブーム”を巻き起こした。<公開>
N響アワー【教育】('80.4.26〜現在)
- NHK交響楽団の定期公演や特別公演の演奏を紹介しながら、クラシックのオーケストラ作品を親しみやすく解説する番組。練習風景など、ふだんは見ることのできない部分も取り上げる。
水曜ドラマ「御宿かわせみ」('80.10.8〜'81.3.25)
- 小さな宿を営むるい(真野響子)と幼なじみ東吾(小野寺昭)が、江戸市中に起こる難事件を解決。2人の恋の行方と事件の哀感を描く平岩弓枝原作の人情味豊かな捕り物絵巻。<公開>
ドラマ「ザ・商社」('80.12.5〜12.13)
- 世界を舞台に、石油代理店獲得をめざす日本の総合商社の苦闘と崩壊に迫った松本清張原作、和田勉演出の経済ドラマ。構想3年、4か国でのロケ、制作期間6か月など、テレビドラマとして空前のスケールが話題に。
大河ドラマ「おんな太閤記」('81.1.11〜12.20)
- 秀吉の正妻ねね(佐久間良子)の生涯を描き、大河ドラマとして16年ぶりに平均視聴率30%を突破した。秀吉(西田敏行)がねねを呼ぶ「おかか」という言葉が流行語に。<公開>
NHK特集「さよなら大関貴ノ花」('81.1.26)
- 大関在位10年50場所を数え、角界のプリンスと呼ばれた貴ノ花がこの1月場所で引退。数々の名勝負を振り返り、その足跡や人柄を描く。視聴率28.1%は『N特』歴代2位。<公開>
ドラマ人間模様「夢千代日記」('81.2.15〜3.15)
- ひなびた温泉町を舞台に、病を背負いながらもひたむきに生きる芸者・夢千代(吉永小百合)と取り巻く人々の悲哀を描く。'82年と'84年に続編が作られ、映画化もされた。<公開>
NHK特集「日本の条件」('81.4.6〜'85.4.15)
- 日本をとりまく外交、食糧、エネルギーなどをテーマに、日本が国際国家として生き抜く条件を探る大型シリーズ。第1回「マネー・お金が世界を駆けめぐる」以降、計30本放送。<公開>
趣味講座【教育】('81.4.6〜'90.3.30)
- 趣味やくらしに役立つ技能を、入門レベルで学習できる番組。初回シリーズは「家庭大工入門」。以後、釣り、カメラ、ゴルフ、マイコン、ダンスなどの講座が登場。'90年『趣味百科』に改題した。
クイズ面白ゼミナール('81.4.9〜88.4.3)
- “主任教授”鈴木健二アナウンサーと、“生徒”役の解答者が繰り広げる、授業のようなクイズ番組。「歴史クイズ」「教科書クイズ」「ゼミナールクイズ」が出題された。
テレビ気象台【教育】('81.4.10〜'85.3.15)
- 初の本格的な気象番組。国内・海外の気象情報を的確に伝えるコーナーと、四季折々の気象に関する問題を掘り下げて伝える企画で構成。'84年度は総合テレビに移った。
ドラマ「マリコ」('81.8.15)
- 日米開戦前夜、外交官寺崎英成とアメリカ人女性との間に生まれた一人娘マリコ。日米外交秘史を背景に、親子2代にわたり日米の架け橋となる数奇な人生を描いた柳田邦男原作のスペシャルドラマ。
ニュースセンター630('82.4.5〜'88.3.31)
- 平日夕方6時30分からの首都圏向けニュース。夕方6時台の各地域放送局のニュース枠は、'76年度から『640』となり、『630』を経て、'88年度、1時間の『イブニングネットワーク』に拡充さ
れた。
この人…('82.4.8〜'86.3.13)
- 芸能、文化、スポーツなど各界を代表する著名人がステージに登場。足跡、人間像、知られざるエピソードを自らの語りや対談などで伝える人間ショー。4年間の放送で113人が登場した。
<公開>
NHK特集「一年生になりました〜五つ子6年間の記録〜」('82.4.9)
- 極小未熟児で生まれた5人が元気に小学校入学するまでの全記録。1、2、3、4歳の時に制作された『N特』の集大成で、視聴率29.1%は『N特』歴代1位。<公開>
土曜リポート('82.4.10〜'84.3.17)
- 現代社会をシャープな切り口でとらえた45分のニュース・ドキュメント番組。柏倉康夫キャスターが通常2つのリポートの前後にポイントとなるコメントを加えて展開。新しい報道番組を開拓した。<公開>
YOU【教育】('82.4.10〜'87.4.4)
- 『若い広場』に替わる若者向け番組。司会にコピーライターの糸井重里を起用。坂本龍一のテーマ曲、大友克洋のタイトル画と合わせて、これまでのNHKにないポップな感覚が評判となった。<公開>
こころの時代〜宗教・人生【教育】('82.4.11〜現在)
- '62年から続く『宗教の時間』を改題。さまざまな宗教が示す生きる指針や実際の人生の困難を乗り越えた人々のことばを手がかりに、人間の心を深く見つめ直す。
NHK特集「きみはヒロシマを見たか〜広島原爆資料館〜」('82.8.6)
- “ヒロシマ”の原点である原爆資料館を真正面から取り上げ、遺品など貴重な資料を科学的に冷静に凝視して被爆の全貌に迫ったドキュメンタリー番組。<公開>
NHK特集「スポーツドキュメント 江夏の21球」('83.1.24)
- '79年の日本シリーズ最終第7戦、9回裏無死満塁。1点差を守り広島を優勝に導いた江夏投手の21球を克明に分析し、老将・西本監督率いる近鉄打線との名勝負を再現した。<公開>
連続テレビ小説「おしん」('83.4.4〜'84.3.31)
- 山形の寒村に生まれたおしんが、明治から昭和の80余年にわたる激動の時代の中で、さまざまな苦労をしながら、懸命に生きる姿を1年にわたって描いた。<公開>
いっと6けん小さな旅('83.4.8〜現在)
- 身近な風土とくらしの輝きを豊かな映像で伝える紀行番組。放送範囲の拡大で『関東甲信越小さな旅』『小さな旅』と改題。情緒あふれるテーマ音楽とともに長年人気を誇る。<公開>
クローズアップ('83.4.11〜'88.3.15)
- 科学の目で真実に迫るサイエンスドキュメンタリー番組。「災害・事故・事件」「医療の最前線」「最先端科学技術」「宇宙や大自然」などのテーマを扱い、実証的な映像でわかりやすく伝えた。
おはようジャーナル('84.4.1〜'91.3.29)
- 『おはよう広場』を受け継ぐ朝の主婦向け生ワイド番組。よりビビッドに社会に迫るテーマが増え、「いじめ」「体罰」「単身赴任」「豊田商事の悪徳商法」などのシリーズは大きな反響を呼んだ。
アンニョンハシムニカ─ハングル講座【教育】('84.4.1〜現在)
- アジアの時代と言われる中、ラジオ第2と同時に同一タイトルでスタートした語学番組。初心者を対象に、基本的な会話表現や基本文法が学べる内容。
徹子と気まぐれコンチェルト('84.4.2〜'85.3.18)
- クラシックからポピュラーまで、さまざまな名曲を紹介する、黒柳徹子が司会の音楽ショー番組。海外の演奏家も多数登場し、黒柳徹子の国際感覚とユーモアあるおしゃべりが楽しく展開した。
NHK特集「21世紀は警告する」('84.4.13〜'85.3.29)
- 20世紀とはどのような時代であったかを総括し、このまま進むと21世紀までに何が起こるか。「難民」「国家破産」「家族解体」などの問題を地球規模の取材で検証するシリーズ。
NHK特集「世界の科学者は予見する 核戦争後の地球」('84.8.5〜8.10)
- 核戦争が起きたら地球と人類はどうなるのか。15か国126人の科学者による科学的データにもとづき、核戦争から2週間の惨状を映像化。核の現実を訴えた。

