File No.130
鶴見和子
(つるみ かずこ)
1918〜2006
社会学者
アカデミズムにとらわれない斬新な発想で、民俗学の巨人・南方熊楠の先駆的な研究から日々の暮らしを綴ったエッセイまで多彩な著作を残した。日本を代表するオピニオンリーダーとして国際会議に飛び回り論文の締め切りに追われた多忙な日々の中で、77歳の時に脳出血で倒れて左半身不随になった。しかし倒れてから「体が不自由になったことで、魂が自由になった」と鶴見和子は言う。倒れてから10年余りを全力で生ききり、人間のうずもれた能力を発掘し続けた社会学者・鶴見和子の力強いメッセージを伝える。
初回放送日2007.03.25