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映像メディアにみる「沖縄」をめぐる経済言説 —戦後日本社会における他者表象に関する一考察— |
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<研究概要> 本研究の目的は、「沖縄」の経済に関する言説が、戦後の公共放送の中でどのように表象されたのかを検証することにある。「沖縄」を言説=イメージとして認織する試みがなされたのはここ最近であり(多田,20O8;長谷川2006)、さらなる研究の蓄積が期待されている。「沖縄」の経済に関する言説は、「本土」社会のそれとは「異なる」ことを前提に、学術領域のみならず、メディアや日常生活の中にもさまざまなかたちをとって存在している。高い失業率、基地経済、全国最下位の平均賃金、企業規模の零細性などはその典型だが、それらを言説として包括的に捉える論考はこれまでない。加えて、近代日本社会における内なる他者としての「沖縄人」の存在を踏まえれば(冨山,2006)、経済領域における言説内部にも他者としての「沖縄」が存在している可能性がある。その実相を明らかにすることは、経済を言説として読み説くだけでなく、戦後日本の他者表象をめぐる議論を補完する意味でも重要である。 |
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