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元プロ野球の一流選手が伝える
スポーツの魅力と真髄
2009年12月11日(木)
毎週日曜日の夜、さまざまなスポーツの感動を伝える『サンデースポーツ』。週末に行われたスポーツの試合結果をはじめ、勝敗ポイント、アスリートへのインタビューなど、いろいろな角度から迫るスポーツニュース番組だ。
番組は、1985(昭和60)年4月に『サンデースポーツスペシャル』としてスタート。その後、『サンデースポーツタイム』『NHKサンデースポーツ』『サンデースポーツ』と改題され、いまに続いている。
番組の売りの一つが、元プロ野球の一流選手がつとめてきたキャスターだ。そこで今回は、現在の与田剛キャスターまで、元プロ野球選手の歴代キャスターに注目してみた。
初代キャスターは、あの"燃える男"
1985年4月スタートの『サンデースポーツスペシャル』の初代キャスターが元中日ドラゴンズのエース・星野仙一(現:阪神タイガースのオーナー付シニアディレクター)だ。野中ともよ、大塚範一アナウンサーとのトリオだった。

星野仙一 (左から)大塚範一アナ、星野仙一、野中ともよ
1983年の現役引退後、NHKのプロ野球解説をつとめていた星野は、「いい放送というのは選手やゲームそのものがよくなければね。だけど、そんなこと言ったらプロの解説者じゃない(笑)。どんな試合であれ、僕の放送聞けば本音がわかると言っておきましょう」と話していた。まさに、本音や鋭い指摘、それでいて人情味あふれるキャスターぶりが好評だった。星野は古巣・中日の監督就任で87年1月に番組を離れた。
各チームの"顔"が続々登場!
星野に続いて『サンデースポーツスペシャル』のキャスターをつとめたのは、元広島カープの強打者、"ミスター赤ヘル"こと山本浩二。1986年に現役を引退した翌年の87年から88年秋まで登場したあと、古巣カープの監督に就任した。
山本の後任には、アンダースローの投手として活躍した元阪急ブレーブスのエース・山田久志。88年10月に現役を引退。直後の11月から90年3月まで番組キャスターとして登板した。ちなみに、1989年度は番組タイトルが『サンデースポーツタイム』に変わっている。
1990年度、『NHKサンデースポーツ』と改題された1年間は、NHKのアナウンサーがキャスターを担当。
そして、翌91年度、現在の『サンデースポーツ』となった番組のキャスターに、元近鉄バファローズの名キャッチャー・梨田昌孝(現:北海道日本ハムファイターズ監督)が就任した。
梨田昌孝
88年の現役引退後、NHKの野球解説をつとめていた梨田が取材で各地のプロ野球キャンプを訪れると、どの球団のキャッチャーも教えをこうために集まってきたという。梨田のキャッチャーとしての哲学、考え方のポイントなどを吸収するためだ。 そんな"キャンプの人気者"といわれた梨田の頭脳的でいて洗練されたキャスターぶりも人気だった。
梨田が、1993年に近鉄のバッテリーコーチに復帰したあと、93年度はアナウンサー、94年4月~95年5月までスポーツライター、ノンフィクション作家の故・山際淳司がキャスターを担当。
そして、翌年の96年1月から、巨人を引退したばかりの原辰徳がキャスターとして登場した。
原辰徳
原は98年10月までつとめたあと球界に復帰。巨人のコーチ、そして監督をつとめるが、キャスター経験について「プロ野球だけではなく、さまざまなスポーツにふれることが出来て、とても良い経験だった」と語っている。
10年ぶりの元プロ野球選手キャスター登場
『サンデースポーツ』は、1998年11月から10年あまり、NHKのアナウンサーがキャスターをつとめてきた。
そして、10年ぶりに元プロ野球選手のキャスターとして登場したのが、現在の与田剛だ。
与田剛
中日に入団、150キロをマークする剛速球投手として新人でリリーフエースをつとめた与田。その後、故障と闘いながらロッテ、日本ハム、阪神でプレーを続け、2000年に現役を引退。翌年からNHKのプロ野球解説をつとめるかたわら、社会人野球チームや全日本女子野球チームの投手コーチを担当。さらに09年のワールドベースボールクラシック日本代表の投手コーチなどもつとめた。そうした幅広い経験が、キャスターとしての魅力を増していると言えよう。
『サンデースポーツ』のキャスターをつとめた元プロ野球選手は、NHKのプロ野球中継の解説もつとめている。的確な判断、スピードを要求される生中継の解説を担当されているということもあり、プロ野球以外の各種スポーツの見どころから楽しさまでを、わかりやすい語り口で伝えてくれる。
余談だが、スポーツ中継に解説者が登場するようになったのは、NHKの志村正順アナウンサーの発案によるものだった。
志村アナは1952(昭和27)年のヘルシンキオリンピックの実況中継をした帰途に立ち寄ったアメリカでメジャーリーグを観戦。そこでジョー・ディマジオが実況中継の解説をしていた姿を見て、日本にも解説者を置くことを提案。1950年代後半から、元松竹ロビンスの監督である小西得郎さんを解説者に迎えてプロ野球の実況中継を行った。
「まぁ、なんと申しましょうか」という決まり文句で人々を魅了した小西さんは、テレビ中継草創期の名解説者だった。
(左から)志村正順アナ、小西得郎、大下弘
『サンデースポーツ』歴代キャスター一覧
(放送年度/キャスター、放送時間)
『サンデースポーツスペシャル』
1985 星野仙一、野中ともよ、大塚範一アナ 22:00~22:55
86 (~11/2)
星野仙一、大塚範一アナ、目加田頼子アナ 22:00~22:55
(11/9~)
山田康夫アナ、目加田頼子アナ
87 山本浩二(野球)、鳴戸親方(大相撲)、綿井永寿(ラグビー)、
野中ともよ、中村克洋アナ 22:00~22:55
88 (~10月) 山本浩二、野中ともよ、中村克洋アナ 22:00~23:00
(11月~) 山田久志、中村克洋アナ、道傳愛子アナ
『サンデースポーツタイム』
89 山田久志、宮本隆治アナ、道傳愛子アナ (~9月)22:00~23:00
(10月~)22:05~23:00
『NHKサンデースポーツ』
90 森中直樹アナ、宮田佳代子 22:05~23:00
『サンデースポーツ』
91 梨田昌孝、福島敦子 22:05~23:00
92 梨田昌孝、福島敦子 22:05~23:00
93 西田善夫アナ、斎藤英津子 22:05~22:50
94 山際淳司、草野満代アナ 22:05~22:50
95 (~5月) 山際淳司、草野満代アナ 22:00~22:50
(5~12月) 草野満代アナ
(1月~) 原辰徳、草野満代アナ
96 (~1月) 原辰徳、草野満代アナ 22:00~22:50
(2月~) 原辰徳、藤井康生アナ
97 原辰徳、有働由美子アナ、内山俊哉アナ 21:50~22:50
98 (~10月) 原辰徳、有働由美子アナ、内山俊哉アナ 21:50~22:50
(11月~) 有働由美子アナ、内山俊哉アナ
99 有働由美子アナ、内山俊哉アナ 21:50~22:50
2000 有働由美子アナ、泉浩司アナ 21:50~22:46
01 有働由美子アナ、泉浩司アナ 21:50~22:46
02 堀尾正明アナ、青山祐子アナ 21:50~22:46
03 堀尾正明アナ、青山祐子アナ 21:50~22:49
04 堀尾正明アナ、青山祐子アナ 21:53~22:52
05 堀尾正明アナ、青山祐子アナ 21:53~22:52
06 堀尾正明アナ、與芝由三栄アナ 21:50~22:49
07 鳥海貴樹アナ、與芝由三栄アナ 21:50~22:49
08 鳥海貴樹アナ、與芝由三栄アナ 21:50~22:39
09 与田剛、廣瀬智美アナ 21:50~22:39
(2009年12月11日 記)


















はじまったころ、宮古島のトライアスロンを一日中放送していたのを思い出しますね。高石ともやさんの歌う「長い道」が流れていて、とても印象的でした。サンデースポーツ、星野さん、っていうと、トライアスロンを連想しちゃう。
あと、山際さんが見るたびに痩せていったのは心が痛みましたね。
有働さんのころから見なくなっちゃった、ってことは、もう10年以上見てないってことなんだけど、たまにチラッと見ることはありましたが。有働さんの、妙にテンションの高い、なんか空回りな話し方が苦手で・・。
(更紗)
投稿日2009年12月14日 09:58
森中直樹アナウンサーのファンです。
受験勉強をしていた頃でしたが、必ず見ていました。
さわやかな声と笑顔で、疲れもふっとびました。
今は、テニスの解説などでご活躍ですね。
これからもお体気をつけてください。ずっと応援しています!
(桔梗)
投稿日2009年12月24日 10:52
プロ野球の解説者についてですが、昭和49年与那嶺中日が巨人のV10を阻止しました。巨人ファンの私は残念でなりませんでした。その頃のNHKの解説者に加藤進さんの解説が印象に残っています。選手の心理状態、根拠を示しての次の展開の予想、結果論で物申すその頃の解説者とは違って聞き手に考える野球を、教えてくれたと思います。メリハリのある加藤節とでもいいましょうか・・・
(浪人時代)
投稿日2011年11月06日 23:51