こども面白館

バラエティ昭和50年代1970年代か-こA-M


歌あり、手品あり、講談あり
まったく新しいちびっ子バラエティー


番組ノート

2009年7月10日(金)

 『こども面白館』は、1977(昭和52)年度に、1年間放送された、小学生向けのバラエティー番組。スタジオに大勢の小学生たちが集まり、司会の坂本九がさまざまなゲストとともに、歌あり、手品あり、講談あり、アニメありと盛りだくさんの内容で、毎週土曜日の夕方に放送された。

こども面白館   こども面白館


 

大人気「九ちゃんの立体講談」

 司会の坂本九は、歌手としての活躍はもちろんのこと、人形劇『新八犬伝』(1973~75年)の講談調の語りでも絶大な人気を博しており、「泣く子も笑う」との呼び名もあがるほどだった。
 『新八犬伝』の終了から2年、あの九ちゃんの名調子が世界の名作とともに復活したのが、「九ちゃんの立体講談」コーナーだ。スタジオのスクリーンに映し出す劇画をバックに、坂本九の講談調の語りで、レ・ミゼラブルなどの古今東西の名作を紹介した。
 当時、NHKには小学校の先生から「学校の図書室のレ・ミゼラブルの本が一度に3冊も貸出されたのは、この番組の影響だったんですね」「今度はこのような作品も取り上げてください」といった手紙が届くなど、番組開始と同時に、名物コーナーとして注目を集めた。


子ども向けバラエティの先駆けは内容も豊富

 『こども面白館』は、ほかにもスタジオの子どもたちと一緒に楽しむ、さまざまなコーナーが人気だった。


●手品のコーナー

 ゼンジー北京、アダチ龍光、伊藤一葉などのマジシャンたちが毎週交代で、軽妙な語りと、時にはタネあかしありのマジックを披露。

●世界のジャンケン

 各国の子どもたちにゲスト出演してもらい、それぞれの国の変わったジャンケンを教わって、みんなで遊ぶコーナー。

●世界・日本びっくり話

 「ピラミッドの秘密」や「竜巻の謎」など、世界中の不思議な話、面白い話を、アニメーションやコントで紹介するコーナー。

●ゲストと九ちゃんの歌のコーナー

 坂本九さんと、ゲストによる歌のコーナー

●フィナーレ

出演者とスタジオの子どもたちが一緒になって、番組オリジナルテーマ曲を歌うエンディング。



 


 こども面白館』の放送は、わずか1年限りの放送だったが、最終回(4月1日)の翌々日から『600こちら情報部』(1978~84年)がスタート。帯淳子さんが引き続き、司会を担当した。そう、『こども面白館』は、NHKが小学生向けに、新たな番組を生み出すための"開発番組"だったのだ。
 ところで、この番組には、マスコットキャラクターがいたのだが、ご記憶の方はおられますかな?
 その名は「ドン・ゴリゴ」。番組内のコ―ナーの合間にアニメーションで登場していた。さらに、「ゴリゴのロック」という歌まで作られ、「♪おれは男ぞゴリゴのロック、ばっちり決めようゴリゴのロック、今夜は踊ろうゴリゴのロック~」と歌っていた。ちなみのこのゴリゴのロックの作詞は、放送作家でおなじみの高田文夫さんだ。


こども面白館
◇放送期間 1977(昭和52)年4月9日~1978(昭和53)年4月1日
◇放送時間  総合テレビ 土曜 18:05~18:45
◇出演 坂本九
       林寛子
       帯淳子ほか
◇マジック ゼンジー北京、アダチ龍光、伊藤一葉
◇構成 塚田茂
◇音楽 宮崎尚志
◇劇画 高田勲
◇マスコット・キャラクター 金子満

みなさんからの投稿

この時間は裏番組の「料理天国」を見ていて、この番組は憶えてないんですけれど、グラフNHKで「立体講談」の写真の「怪人二十面相」シリーズ本の挿絵風な絵を見て、なんとなく思い出した感じですね。
チャンネル変えた時見たのかなぁ~。「鉄仮面」とかやってた?
この6時台以外、NHKをほぼ見ていたんで(「連想ゲーム」、「刑事コロンボ」とか「土曜ドラマ」、「音楽の広場」なんか)、この番組だけ見てなかったのが残念っちゃ~残念かなぁ~。
でもイイ年して子ども番組見るのもねぇ~(笑)。

(更紗)

投稿日2009年07月16日 11:28


これって坂本九さんが黄金仮面の紙芝居をしておられませんでした?
キャロライン洋子さんに憧れて毎週のように見ていました。

(サムです。)

投稿日2010年09月12日 21:40


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平家全盛時代を築いた
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アカイさんが書きつけてきた、番組資料の膨大な数のノート『アカイさんノート』には、みんなが知っている有名な番組から思い出すのに苦労するような番組まで、メモや写真で事細かに記録してあります。

読めば読むほど、番組の様子やその当時のことが思い起こせる『アカイさんノート』。
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