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癒やしのおひなさまの世界へ!

執筆者赤坂 理菜(キャスター)
2023年03月10日 (金)

癒やしのおひなさまの世界へ!

みなさん、今年のひな祭りはどのように過ごされましたか?
中継では、
青森市にある陶芸工房「むつみ窯」の
ひな祭り展示の様子をお届けしました!
コロナに負けず30年間続いてきた歴史ある展示会。
毎年の開催は今回のひな祭りで最後を迎えました…。

陶器でできたおひなさま

陶器でできたおひなさま

陶器でできたおひなさま

金色に塗られたホタテの貝殻の上に
おひなさまがちょこんと…!
衣装が、まるっと
桜の花の形になっているおひなさまも…。

思わず笑顔になってしまう
ユニークなおひなさまは「陶器」で出来ています。

陶芸家の三浦 幸美さん

陶芸家の三浦 幸美(みうら・さちみ)さん。

三浦さんがつくるおひなさまは、
青森らしさのある、女性目線の柔らかい印象が特徴です。

会場には、ずらーっとおよそ500点のおひなさまが展示されました。

会場には、ずらーっと
およそ500点のおひなさまが展示されました。

節目「私の雛 30年」

子供の誕生に合わせて始めたおひなさまの展示。

三浦さんは、30年という節目に、
毎年の展示を今回で最後にすることを決めました。

最後ということで、
おひなさまは作った年代ごとに並べられました。

第1回~第10回のおひなさま

雛初作

おひなさまベル

三浦さんが初めて作ったおひなさまに
おひなさまのベル。

この年代の作品は、毅然とした姿の中に
ちょっとしたユーモアが隠れたものが多くなっています。

第21回~第30回のおひなさま

おひなさまの表情に注目してください…。

笑っているおひなさま

笑っているおひなさま

ニコニコ微笑んでいるおひなさまが多くなっているんです!

三浦さんの中で「作品を見た人を癒やしたい」という気持ちが強くなり、
笑顔のおひなさまが増えたんだそうです。

残したいと思える作品を…

10年目に作ったおひなさま

三浦さんが一番気に入っているというおひなさま。
理想のひな祭りだという庭園風景を表現したもの。

20年前、三浦さんが病気にかかったとき
死ぬかもしれないという思いの中、
ずっと残る作品を作りたいとできたのがこのおひなさま。

表情、着物の質感、指先、
細かいところまで繊細に表現しています。

おひなさまは、
陶芸家 三浦さん自身の歴史でもあるんです。

味わって楽しむひな祭り

もっとお客さんを癒やしたい!笑顔が見たい!と
始まったのが「ランチ」と「スイーツ」。

ランチとスイーツ

こちらはテーマを変えて
毎月、期間限定で行われています。

食材は、三浦さんが家庭菜園で育てたもの。
お皿とおひなさまの頭の部分は、
三浦さんが陶器で作りました!

放送が終わった後に料理をいただいたのですが、
優しい味付けで思わず笑顔になってしまうおいしさ!
口の中に春がやってきました~!

温かみあふれる陶器のおひなさまと
お料理でひな祭りを満喫できました。

三浦さんは、今後も、
新しい形の展示にチャレンジしたいとお話ししていました!

陶芸家の三浦 幸美(みうら・さちみ)さんと一緒に

問:むつみ窯
  青森市油川柳川30
営業時間:午前11時~午後5時
電話:017-788-1482

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