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本場メキシコのチョコレートドリンク「チョコラテ」で乾杯!【青森県五戸町】

執筆者菅井智絵(キャスター)
2023年02月08日 (水)

本場メキシコのチョコレートドリンク「チョコラテ」で乾杯!【青森県五戸町】

1月28日(土)の「あおもりもりもり」の中継で
五戸町にあるメキシコ料理のお店で楽しめる
『チョコラテ』についてお伝えしました。

お店の外観

こちらがお店の外観です。
木の扉の入口が可愛らしいですよね。

中に入ってみると…

カラフルな旗やダンスを踊るときに使われる帽子など

カラフルな旗や
ダンスを踊るときに使われる帽子などがあり、
メキシコの雰囲気を感じられました。
まるで、
海外旅行に行ったような気分を味わえます。

このお店を営んでいる村越武さんです。

村越武さん

この日は、村越さんの妻のちあきさん、
息子のコロナくん、母親のマリアさんにも
お越しいただきました。

村越さんの妻のちあきさん、息子のコロナくん、母親のマリアさん

マリアさんはメキシコのご出身です。
メキシコ中部のハリスコ州という
テキーラの発祥の地の生まれだそうです。

今はだいぶ身近になったチョコレートですが、
こんな風に世界中に広まるずっと前は、
もともと中央アメリカで生まれたと言われています。

カカオ豆は神様への捧げものにされていた

そして、なんと!
紀元前1500年頃には、
現在のメキシコにあたるオルメカ文明で
カカオが利用されていたそうです。

その後も古代のメキシコの文明では、
カカオ豆は神様への捧げものにされていたほど
価値の高いものだったそうなんです。

こちらのお店では、そんな歴史を持つ
メキシコの伝統的なチョコレートドリンク
「チョコラテ」を楽しむことができます。

チョコラテの素のブロック

ココアとシナモンが入った
チョコラテの素のブロックを
温めた牛乳の中に入れます。

チョコラテの素のブロックを温めた牛乳の中に入れます

完全に溶かしたら器に移します。

モリニージョ

そして、このモリニージョという
木の棒で泡立てていきます。

良い香りがふわーっと部屋に 広がっていきました。

このように両手で挟んで
くるくると回します。

回していくと、
シナモンとカカオの良い香りが
ふわーっ
部屋に広がっていきました。

飲むための器に入れたら完成です。

ハリッド

モリニージョで泡立てたおかげで
細かい泡がきれいにできていました。

実はこの器にも名前があります。

大きい方がハロ、小さい方がハリッド

大きい方がハロ、小さい方がハリッドと言います。

ハロ、ハリッド、そしてモリニージョと、
これらの道具は、
チョコラテを作るためだけに使われる
道具なんです。
形もとてもかわいいですよね。

メキシコでは朝食に
よくチョコラテを飲むそうです。

マリアさんいわく、
子どもの頃は、チョコラテの泡で
口ひげを作って遊んでいたそうです。
ほっこりする光景ですよね。

ところで、なぜ五戸で
メキシコ料理のお店を
開こうと思ったのでしょうか。

ちあきさんにお話しを伺いました。

「夫と結婚して、初めてママのメキシコ料理を食べさせてもらった時にとても感激して、夫のふるさとの五戸町で、できれば皆さんに食べてもらいたいなと思って、お店を開きました。」

と話してくれました。

お母さんの味に心打たれた、
ということで、素敵なお話ですね。

最後に村越ファミリーのみなさんとチョコラテで乾杯しました。

「サル!」(スペイン語で乾杯という意味です)

「サル!」
(スペイン語で乾杯という意味です)

シナモンの豊潤な香りがして、
ちょうどよい甘さでした。

体の芯から温まり、
寒い日が続くこの時期に
ぴったりだと感じました。

チョコラテで
身も心もホットになった1日でした。

中継の後、記念撮影を行いました。

左から1人目:ちあきさん 左から2人目:コロナくん 右から2人目:マリアさん 右から1人目:武さん

(左から ちあきさん 、コロナくん、菅井、マリアさん、武さん)
※撮影時にのみマスクを外しています

村越ファミリーの皆さん、
朝早くからご協力いただき、
どうもありがとうございました。

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