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27の山車組が共同制作!八戸三社大祭の魅力を伝える山車

執筆者村田優歌(キャスター)
2022年07月29日 (金)

27の山車組が共同制作!八戸三社大祭の魅力を伝える山車

青森県内でも、様々な夏祭りの開催に向けて準備が進んでいますね。

八戸三社大祭は、今年もコロナの影響で、
豪華絢爛な山車が市内を練り歩く行列は中止となりました。

そんな中「はちのへ山車振興会」では、
27の山車組が集まり、新しい山車を製作!

7月15日のあっぷるリポートでは、その制作の様子をお伝えしました。

27の山車組が共同で作る山車

三社大祭での山車の運行が中止となった中、27の山車組が共同でひとつの山車を作ることになりました。
山車を通じて祭りの魅力を県内外に発信したい!と立ち上がったんです。
この山車、分解して運ぶことも出来るので、イベントなどで全国各地、海外にも出向くことができます!

製作途中の山車

義経北行伝承蝦夷渡海

山車の題材に選んだのは、「義経北行伝説」です。
源義経は岩手県の平泉で亡くなりましたが、
実は生きていて、青森から北海道へ渡り生き延びたとされる伝説です。

「義経北行伝説」

描かれているのは、外ヶ浜町の「三厩」という地名の由来にもなった場面。
北海道へ渡ろうとした源義経は、津軽海峡の荒波に阻まれて途方に暮れていました。そこに白髪のおじいさんが現れ、竜の形をした馬を3頭与えます。

「義経北行伝説」

義経はそれに乗って北海道に渡る、という情景が表現されています。

「義経北行伝説」

青森にゆかりのあるヒーローが全国各地に名前を残したように、
三社大祭も全国に知られる祭りになって欲しい!という思いが
込められているんです。

伝統的なモチーフにもご注目!

義経北行伝説のワンシーンを選んだもう一つの理由が、
三社大祭の山車で使われる代表的なモチーフが多く出てくることです。

リポートでは、波、竜、武者をピックアップしてご紹介しました。
こちらが製作途中の波。荒々しさを感じませんか?

製作途中の波

銀色の飾りは波しぶきを表現しています。
今回のテーマには欠かせないモチーフです!

そして、竜。繊細に作りこまれていて、迫力があります。

竜

緑色の竜は発泡スチロールを削って作られていますが、
少し厚い紙を使って作られている竜もいます。

少し厚い紙を使って作られている竜

武者人形は、顔の形からひとつひとつ粘土で作られているというのが
驚きでした!

制作途中の武者人形

取材の段階では制作途中でしたが、最終的には鎧や着物を着せて完成します。
裏では煌びやかな布をミシンで縫い合わせ、着物の制作も行われていました!

他にも岩や船など、様々なモチーフが山車を飾ります。
1年以上かけて山車組の皆さんが一から作り上げた山車は、特別イベントで運行されるんです!

山車の運行に花を添えるお囃子!

今回のイベントでは、お囃子も披露されます。
「鍛冶町附祭若者連」のお囃子の練習にお邪魔しました。

「鍛冶町附祭若者連」のお囃子の練習

新型コロナの影響で祭りが開催されない期間に、大学進学で八戸を離れてしまった仲間もいました。ようやく叶った3年ぶりの練習、皆さん熱が入ります!

小太鼓を担当するのは、幼稚園の年長から小学6年生までの子どもたちです。

小太鼓を担当するのは、幼稚園の年長から小学6年生までの子どもたち

太鼓を叩くときは
・目線は上に!
・バチはまっすぐ上に上げる!
・大太鼓にリズムを合わせること!

教えられたことをひとつひとつ意識しながら、真剣な表情で練習に参加する子どもたちの姿が印象的でした。

今年の特別運行に向けて、みんなの想いはひとつ!!

27の山車組の想いを乗せたこの山車の運行は、
7月31日(日)午後5時~午後7時まで行われます。

運行は市庁前からスタートし、六日町、十六日町、神明宮、十三日町、三日町を運行する予定だということです!

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