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シーズン到来!珍しいえびを釣って食べられる!

執筆者荒川紗希(キャスター)
2022年06月20日 (月)

シーズン到来!珍しいえびを釣って食べられる!

本格的な観光シーズンを迎える青森県。
弘前市には、家族連れや子どもで賑わう人気の場所があります。
今回はえびの養殖を行っている施設から、養殖の工夫とえび釣りの魅力を紹介します!!

グルメも注目?!高級えび

今回の主役はこちら、“オニテナガエビ”。

オニテナガエビ”

東南アジアが原産で、中華料理やタイ料理などに使われる高級えびです。
名前の通り、手がオニ(とても)長い!オスの場合は体長40センチにまで成長します。そして色にも注目、青いんです!
この高級えびを、釣れる!そして食べることができちゃいます!

おいしいえびを育てる秘けつ

おじゃましたのは弘前市にあるオニテナガエビの養殖施設。
こちらでは釣り用にえびを育てています。
東南アジアの温かい淡水で育つオニテナガエビを寒い地域で育てるには工夫が必要です。

まずは水。水温は、なんと29度と温かい!
というのも、実は近くで湧き出た温泉水を使っているんです。
こうすることで、コストをあまりかけずに水温をキープできます。
そしてエサにもこだわりが!なんとえびにあげているのは…

エサにもこだわりが!

炊き込みご飯!イワナがどーん!!と乗っています。

炊き込みご飯!イワナがどーん!!と乗っています。

専用のエサをあげるよりもコストを抑えることができ、また魚のカルシウムとお米のたんぱく質が、えびの成長にいいんだそうです。

養殖施設と釣堀を経営している山崎隆穂さん。
りんご農家をしながらえびの養殖も行っています。

養殖施設と釣堀を経営している山崎隆穂さん。

 山崎隆穂さん
「ふるさとの子どもたちが楽しめるものを作りたい!という思いで、頑張ってえびの養殖を始めました。」

子どもにも大人気!!えび釣り

こうして育てられたえび。
県内で釣って食べられるのはこの場所だけ!
養殖施設から道路を挟んで反対側に釣堀がありますが、この日は特別に養殖施設内に仮設の釣堀を用意していただきました。
釣りは4匹1000円、時間制限はなし!

釣りは4匹1000円、時間制限はなし!

使うのはこちら。先端にフック状のはりが3本ついた釣りざおです。

使うのはこちら。
先端にフック状のはりが3本ついた釣りざおです。
これをえびに引っ掛けて釣ります。

コツは2つ。
1.えびの後ろから釣りざおを近づけること
2.しっぽと後ろ足の間を狙うこと

ということで、いざ挑戦!!!したのですが…

中々釣れません(泣)。

中々釣れません(泣)。
想像以上にえびの逃げ足が速かったです。
ようやく釣れた!!と思っても生きがよく、飛び跳ねて暴れ回って逃げてしまうのです。
簡単だと伺っていましたが…初めての私には意外と難しかったです。
ですが中継ということを忘れてしまうほど熱中し、童心に返って楽しんでしまいました。
また行きたい!

釣りあげたえびはその場でから揚げにすることができます。

釣りあげたえびはその場でから揚げにすることができます。
この日は釣れませんでしたが特別に。
カラッと揚げられておいしそう!味付けはシンプルに塩のみです。

小さなえびは殻ごと食べられます。

小さなえびは殻ごと食べられます。
塩がきいていておいしい!
そして殻はカラっと、身は弾力があり濃厚でおいしかったです。

休日は家族連れでにぎわうというこの釣堀。
県外から訪れる方もいるそうで…
山崎さんは、「みんな喜んで帰るから嬉しい!!!」と話していました。

取材にご協力くださり、本当にありがとうございました!

取材にご協力くださり、本当にありがとうございました!

【オニテナガエビのつりぼり】
場所:弘前市大字五所字里見43-6
営業:9月末までの土日祝 午前9時~午後5時
※予約不要

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