こんにちは。あっぷるワイドリポーターの菅井 智絵です。2月と3月、そして5月1日と、東北地方で相次いで大きな地震が発生。もし、高速道路を車で走行中に地震が起きたらどうしたらいいのでしょうか?その対処法を取材しました。
地震の揺れが大きいと、車が左右に揺れてハンドルを取られたような感じになり、操作が難しくなります。高速道路では、スピードを出して走っているため、とても怖いですよね。
では、そんな時にどのようにして止まればよいのでしょうか。
高速道路を管理しているNEXCO東日本よりますと
以上のことなどに気を付けてほしいということです。
急ブレーキをかけると、後ろの車に衝突されるおそれがあるため大変危険です。
もし非常駐車帯があればそこに停車してください。
この時、走行車線と追い越し車線を合わせた車線である「本線」から離れて、左側に寄せて停車するということが大切です。
本線は警察や消防などの緊急車両が通る可能性があるのであけておいてください。
また、がけ崩れや法面などの崩壊の危険性を考えて通行止めを実施して設備の点検などを行う場合があるので、停車する際には、注意してください。
車を止めた後は「追突を防ぐ対策」をとりましょう。
ハザードランプをつけ、停止表示板を後続車から見えやすい位置に置きます。その際、車の外に出るときは後ろから来る車に注意してください。
また、再び地震が起きた時のために、同じように停車している前後の車との間隔は可能であれば少しあけるようにしましょう。
車内に戻ったらラジオをつけ、地震や道路の情報を聴いてください。
高速道路にいる時、通行止めなどの情報を得る手段は多くあります。
さらに、警察・高速道路会社のパトロールカーに搭載のスピーカー、休憩施設の拡声放送などです。
高速道路会社のホームページやNEXCO東日本東北支社のTwitterはスマートフォンからも見られるので、ぜひ活用してください。
高速道路にいる際に地震にあっても周りの状況をみて落ち着いて行動してください。そしてラジオやスマートフォンなどで情報を収集しましょう。