雪崩災害に要注意
菅井智絵(キャスター)
2022年01月24日 (月)

こんにちは。あっぷるワイドリポーターの菅井 智絵です。
毎日のように雪が降る時期になりましたね。
雪が降っている時、また降り続いた後には雪崩災害に十分注意することが大切です。
では県内では雪崩災害で実際にどんな被害が出ているのでしょうか。
県内最大の雪崩災害は、昭和20年3月に鰺ヶ沢町・当時の赤石村大然(おおじかり)地区で発生したものです。集落を雪崩が襲い、88人の方が犠牲となりました。
近年も雪崩による死者が出ています。
では雪崩とはどのような現象なのか、詳しく説明します。
雪崩には『表層雪崩』と『全層雪崩』の2種類があります。
まず、『表層雪崩』についてです。
雪ぴの崩れなどをきっかけに、上に積もった雪が崩れ落ちるものです。
そして『全層雪崩』とは
とても逃げられるスピードではないということが分かります。
そうなると普段から雪崩が起きそうな場所には近づかないことが大切です。
急な斜面はもちろんのこと
などにも注意が必要です。
雪崩が起きやすく、特に注意が必要な場所は【雪崩危険箇所】に指定されていて
もあります。
県庁ウェブサイトにある検索欄に、「雪崩」や「なだれ」と入力して検索すると、掲載されているページに行くことができます。
降雪の多い青森県では、雪崩の危険はどこにでも潜んでいますので、ぜひ一度、お近くの雪崩危険箇所を調べてみてください。
また、
雪崩の危険は様々な形で身近な場所に潜んでいます。
そのため、雪崩のことをよく知り、早めの行動をとることが大切です。
雪崩が発生するときにはいくつかの前ぶれがあります。
普段から意識して観察して、異変に気付けるようにしましょう。
大雪の時は気象情報に注意することなど、事前の備えとあわせて、意識するようにしてください。