サラリーマンの川上さんがロンドンへ出張（しゅっちょう）をすることになった。偶然（ぐうぜん）にも乙女先生（おとめせんせい）がバレエ公演（こうえん）でロンドンへ行っていると知った川上さんは、しごとのことよりもロンドンで乙女先生とあそぶことに夢（ゆめ）をふくらませるのであった…。

ロンドンで有名（ゆうめい）な名探偵（めいたんてい）シャーロック石清水（いわしみず）。大どろぼうのおじゃルパンが「黄金（おうごん）のツッキー像（ぞう）」をぬすみにやってくると聞いて、金パパ卿（きょう）のやしきにやってきた。おじゃルパンは変装（へんそう）の名人。さらにぐうたらでプリンが大すきと聞いたシャーロック石清水は…。

月光町の俳人（はいじん）小林茶（こばやしちゃ）。ロンドンのまちをおとものカタピーと旅（たび）してまわる。バッキンガム宮殿（きゅうでん）では近衛兵（このえへい）の交代儀式（こうたいぎしき）を見て、ビッグベンをながめながらおべんとう。コベントガーデンで花を買い、大英博物館（だいえいはくぶつかん）はめったに見られぬものばかり…。

電ボの叔父（おじ）さん、電ボ七郎（しちろう）こと『セブン』が月光町にやってきた。仕事（しごと）でロンドン帰りに立ちよったというセブンは、いろいろな秘密道具（ひみつどうぐ）をもっている。のびるネクタイ、ワイヤーのとび出る時計…。そんな不思議（ふしぎ）な道具（どうぐ）をいくつももっているセブンの仕事とは？

おじゃる丸からシャクをとりかえすため、エンマ界（かい）から新しい子おにトリオがやってきた。その名も『金銀銅（きんぎんどう）オニ』。アオベエたちも知っている有名（ゆうめい）なトリオで、4年に一回しか出会えないとか。この金銀銅トリオは、がんばっている人を見ると応援（おうえん）せずにはいられないのだった…。