月光町ちっちゃいものクラブの会合日（かいごうび）に集（あつ）まったのは3人だけ。そこへ月光町ちっちゃいちっちゃいものクラブ会長のケラ上野之介（こうずけのすけ）がやってきて「ウチの会員（かいいん）たちも集まりが悪（わる）くて会長として困（こま）ってる」とグチる。おじゃる丸とケラのクラブ会長同士（かいちょうどうし）のグチがはじまる。

昼寝（ひるね）から目ざめたおじゃる丸がいきなり「電ボのせいじゃ〜バカバカバカー」とおこりだした。夢（ゆめ）の中で電ボのせいでプリンを台なしにしてしまったというのだ。そんな夢の中のことで責（せ）められてもと、こまってしまう電ボだったが「電ボが悪（わる）い」と言いはるおじゃる丸にとうとう電ボも怒って家を飛び出してしまった。

電ボのようすがいつもとちがう。よくみると頭の右のしょっかくがまがっている。おじゃる丸はそんな気のぬけた電ボではマロのお世話（せわ）もできぬであろうときょう一日（いちにち）電ボにヒマを出す。お休みをもらった電ボは、月夜が池に行くが、そこで見しらぬトンボの女の子が話しかけてきて・・・。

今日もおじゃる丸からシャクをとりかえせなかった子オニトリオの前（まえ）に三人の女の子たちがあらわれた。「ファンなの〜握手（あくしゅ）して〜」とせまられてとまどうが、ファンのためにがんばらなくてはいけないと子オニトリオは特訓（とっくん）し、ついにおじゃる丸からしゃくをとりかえしたのだが・・・。

「キャーカズマくんすてき〜」と小町ちゃんがサッカーをしているカズマを応援（おうえん）しているのを見て、小町パパは小町がカズマをすきだと思いこむ。カズマも小町ちゃんに手をふるのを見て「カズマくんも小町のことを・・・すると二人は両思（りょうおも）いで、やがては結婚（けっこん）！」と、かんちがいの小町パパはどんどん想像がふくらんでいき・・・。