電ボの一日は、朝早く起きて、月光町を散歩（さんぽ）することからはじまる。早朝（そうちょう）の月光町では、新聞配達中（しんぶんはいたつちゅう）の朝ちゃんとジョギング中の本田先生がであってハイタッチ。うすいは気分転換（きぶんてんかん）に公園（こうえん）でブランコをこぎ、子鬼たちはシャクをとりかえそうと朝の猛特訓（もうとっくん）をくりひろげる・・・

今から千年後（せんねんご）の月光町に住（す）む田村家で大問題（だいもんだい）がおきた。ママがスーパーのくじ引きで当てた宇宙一周旅行（うちゅういっしゅうりょこう）のチケットをなくしてしまったのだ。タイムマシーンやさがしものを見つけてくれるロボット犬（けん）など、未来（みらい）のあらゆるハイテクメカでさがしたが見つからない。こうなったらのこされた方法（ほうほう）はただひとつ。田村一家がむかったのは・・・

おじゃる丸が子鬼たちをからかいにテントまでやってくるが、テントのとびらには「きゅうけい中」のはり紙がしてある。かまわず子鬼たちをよびだすが、子鬼たちはきげんが悪（わる）いのだと電ボに言われ、おじゃる丸は帰ろうとする。ところが、テントの中からは子鬼たちの楽しげなわらい声が聞こえてきて・・・

月光町のがんばっている人たちを応援（おうえん）しようと、ちっちゃいものクラブのメンバーが応援団（おうえんだん）を立ち上げた。その名も『月光町ちっちゃいものクラブ応援団』、略（りゃく）してＧ．Ｃ．Ｃ．。そんな時、デート中の電ボを見つけたＧ．Ｃ．Ｃのメンバーは、電ボのデートを全力（ぜんりょく）で応援することに・・・

ママのお気に入りのマグカップの取っ手（とって）がとれてしまった。パパもお気に入りのネクタイを汚（よご）してしまったらしい。「お気に入りのモノはよく使（つか）うから、その分汚れたりこわれたりするんじゃないかなあ」とカズマ。それを聞いたおじゃる丸は「お気に入りが汚れたりこわれたりするのはイヤじゃの」と思い、エボシとシャク、そして電ボをおいて散歩（さんぽ）に出かけることにしたが・・・