冷徹斎とおじゃる丸と電ボの前（まえ）を、和服美人（わふくびじん）が通（とお）りかかる。後（うしろ）すがたを見（み）たおじゃる丸が、首（くび）のうしろのところが特（とく）にうっとりなのじゃとほめると、冷徹斎が、そこは「うなじ」と言（い）うのだと教（おし）える。「うなじ」の魅力（みりょく）にとりつかれた三人は、町（まち）じゅうの人（ひと）たちの「うなじ」を見（み）て回（まわ）ることになって・・・

虫（むし）がきらいな小町ちゃんに小さなイモムシが近（ちか）づいて来（く）る。イモムシは頭（あたま）を動（うご）かして小町ちゃんに何（なに）かを伝（つた）えようとしている。イモムシが示（しめ）すほうを見上（みあ）げると、塀（へい）の上（うえ）の植木鉢（うえきばち）が今（いま）にも落（お）ちそうになっていた。イモムシが危険（きけん）を知（し）らせようとしてくれたことを知った小町ちゃんは・・・

満願神社でくつろぐおじゃる丸の前（まえ）に、子鬼トリオがやってくる。いつものように合体（がったい）して、おじゃる丸からシャクを取（と）り返（かえ）そうとしたが、キスケの様子（ようす）がおかしい。よく見（み）ると、キスケのズボンが破（やぶ）れていた。見（み）かねたアカネがおさいほうセットを取（と）り出（だ）してズボンをつくろっていると、おさいほうの得意（とくい）な貧ちゃんが出てきて・・・

おじゃる丸と将来（しょうらい）の結婚（けっこん）の約束（やく）をしているオカメ姫が、いつになくさりげない様子（ようす）でおじゃる丸の前（まえ）を通（とお）りすぎる。いつもなら、「わが君〜」と猛烈（もうれつ）にアタックをかけてくるオカメ姫。もしやおじゃる丸のことをあきらめたのか・・・

うすいさちよが次（つぎ）のコンクールに出（だ）す漫画（まんが）を描（か）きおえた。最後（さいご）に表紙（ひょうし）に名前（なまえ）をかけば完成（かんせい）というときになって、うすいさちよ、という名前（なまえ）は入選（にゅうせん）の確立（かくりつ）がうすいみたいな感（かん）じがしてよくないと思（おも）ったうすいは、縁起（えんぎ）の好（よ）いペンネームを考（かんが）えることにしたが・・・