田村家では、家族（かぞく）がそれぞれに新（あたら）しい習（なら）い事（ごと）をはじめる。マコトはフラダンス、愛ちゃんは聖歌隊（せいかたい）、カズマはスケートボードを習（なら）いはじめたと聞（き）いて、電ボもエレキギターを始めることにした。そんな一家（いっか）を前（まえ）にして、おじゃる丸は、「マロは特（とく）にやりたいことはないでの」と無関心（むかんしん）だったが・・・

いつものようにバスに乗（の）り遅（おく）れたサラリーマンの川上さん。心（こころ）が沈（しず）む日（ひ）はカレーを作（つく）るに限（かぎ）ると料理（りょうり）を始（はじ）めるが、出来上（できあ）がったカレーはとんでもないものだった。ほかにも、毎日（まいにち）のように仕事（しごと）で失敗（しっぱい）を続（つづ）ける川上さんは、どのようにしてストレスを発散（はっさん）しているのだろうか・・・

おじゃる丸と電ボが金ちゃんの家（いえ）に遊（あそ）びにきている。広々（ひろびろ）とした庭（にわ）では、洗濯（せんたく）が大好（だいす）きな金ちゃんのママがタライと洗濯板（せんたくいた）を使（つか）って洗濯（せんたく）している。そこに強（つよ）い風（かぜ）が吹（ふ）いてきて、おじゃる丸と電ボと金ちゃんは烏帽子（えぼし）の中（なか）に吸（す）い込（こ）まれてしまう・・・

うどんとそばのお店（みせ）、いなか庵を経営（けいえい）しているきーちゃんとたっちゃんは、ファミリーレストランにやってきた。ハイカラなメニューを前（まえ）に注文（ちゅうもん）を決（き）められないで迷（まよ）っていると、ウェイトレスから、店の「いち押（お）しメニュー」をすすめられる。自分（じぶん）たちのお店でも、「いち押しメニュー」を作（つく）れないかと考（かんが）えたきーちゃんとたっちゃんは・・・

ヘイアンチョウに一日（いちにち）だけ里帰（さとがえ）りすることになったおじゃる丸は、留守（るす）のあいだにカズマがさびしがらないようにと、ちっちゃいおじゃる丸、「マロのかわり丸」を用意（ようい）した。おじゃる丸がいないあいだ、電ボがその「マロのかわり丸」の手（て）となり足（あし）となって、おじゃる丸のかわりを務（つと）めつことになったが・・・