トミーの家（いえ）で夕方（ゆうがた）までおしゃべりを楽（たの）しんだおじゃる丸は、トミーに家（いえ）まで送（おく）ってもらうことにする。帰り道（かえりみち）、トミーの背中で、いろいろな思い出（おもいで）話（はなし）を聞きはじめると、おしゃべりはとまらなくなってしまって・・・

江戸時代（えどじだい）、とあるお城（しろ）に毎日（まいにち）プリンを食（た）べるだけのぐーたらなお殿様（とのさま）、“おじゃとの丸”がいた。ある日（ひ）、たいくつでお城（しろ）を飛（と）び出（だ）したおじゃとの丸は、プリンを求めてさまようのだが・・・

公園（こうえん）でまったりくつろいでいたおじゃる丸。三点（さんてん）セットを烏帽子（えぼし）の中（なか）にしまおうとすると、どうしたことか、月光町（げっこうちょう）をまるごと烏帽子の中（なか）に吸（す）い込（こ）んでしまう。そして残（の）ったのは、電ボとおじゃる丸だけだった・・・

“月光町だより”に辻占（つじうらな）い師（し）の冷徹斎のインタビュー記事がのると、記事のおかげで冷徹斎の占（うらない）いは大繁盛（だいはんじょう）。ひまなケンは冷徹斎に占（うら）いを手伝（てつだ）ってほしいとたのまれて・・・

カズマのリュックにゆられていたおじゃる丸は、ヘイアンチョウのウシが引（ひ）く牛車（ぎっしゃ）の乗（の）り心地（ごこち）を思（おも）い出し、急（きゅう）にヘイアンチョウに帰りたくなる。早（はや）くウシに会いたいおじゃる丸は気（き）もそぞろになって・・・