愛ちゃんに新しい傘（かさ）を買（か）ってもらって、上機嫌（じょうきげん）のおじゃる丸。喫茶（きっさ）いっぷくでくつろいでいると、小林茶の傘が古（ふる）くぼろぼろなことに気づく。しかし、そのきたない傘は茶にとってとっても大切（たいせつ）なものだった・・・

今日の子鬼トリオは、おじゃる丸と出会（であ）っても、なぜかシャクには見向（みむ）きもしない。わけをたずねると、しあわせの黄色（きいろ）い虫（むし）さがしにいそがしいのだという。すると、町のみんなもしあわせの虫（むし）さがしに夢中（むちゅう）になっていて・・・

未来（みらい）の月光町に、はたらきもののマコティー、料理上手（りょうりじょうず）のアイ、カズマックス、なまけもののおじゃルックスが暮（く）らしていた。ある日、倉庫（そうこ）から、千年前（せんねんまえ）の田村家の人たちが残（のこ）したなぞの品々（しなじな）が見（み）つかって・・・

おじゃる丸の世話係（せわがかり）の電ボは、おじゃる丸のちょっとしたしぐさを見ただけで、次（つぎ）に何（なに）がしたいのか見やぶってしまう。それがくやしいおじゃる丸は今日（きょう）からくせをやめると決心（けっしん）する。

ヘイアンチョウに里帰（さとがえ）りしたおじゃる丸は、毎晩（まいばん）眠（ねむ）れずに、母上（ははうえ）に枕（まくら）もとでおはなしをしてほしいとねだる。母上は夜（よ）ごとに“たまのようなおのこ”のはなしをしてくれるのだが、なかなか“たまのようなおのこ”が登場しなくて・・・