夏の暑（あつ）い日、あき地（ち）で昼寝（ひるね）をしていたおじゃる丸は、何者（なにもの）かの視線（しせん）を感（かん）じて目をさます。見ると、大きなひまわりがおじゃる丸を見つめていた…

「ちっちゃいものクラブ」の会合（かいごう）に３人しか集まらず、途方（とほう）にくれるおじゃる丸。いつも参加（さんか）するメンバーが、小町ちゃんを中心（ちゅうしん）に結成（けっせい）した「女の子クラブ」の会合に行ってしまったのだ。おじゃる丸は対抗（たいこう）してアオベエとキスケと一緒に、「男の子クラブ」を結成するが…

満願神社の境内（けいだい）にやって来たおじゃる丸とカズマの前に、流（なが）れ星（ぼし）のかなえがあらわれ、兄（あに）ののぞみを探（さが）していると言う。のぞみが残（のこ）した置（お）き手紙（てがみ）には、おじゃる丸の烏帽子（えぼし）が描かれていた…

あき地（ち）で昼寝（ひるね）をしているおじゃる丸が、『ちーん』という音（おと）を聞（き）きたいとつぶやく。電ボは、心（こころ）がフワフワ浮き立つすばらしい音、『ちーん』を求めて町中（まちじゅう）を探（さが）し歩く。しかし、おじゃる丸は、どの音も自分が聞きたい『ちーん』という音ではないと言う。

おじゃる丸とカズマがマイクの店、“喫茶一服”で休憩（きゅうけい）していると、コーヒー仮面が客（きゃく）として入ってくる。本人はかくしているつもりだが、マイクがコーヒー仮面であることは、月光町のだれもが知っている事実（じじつ）。はたして、マイクの前にあられわたコーヒー仮面はだれなのか…