おじゃる丸の牛車で宅配便（たくはいびん）をしている牛の前に、オカメ姫があらわれる。ひさしぶりの里帰りで太り、エンマの涙岩（なみだいわ）をくぐれず月光町にもどれなくなったオカメ姫は、牛と荷物をどとけながらおじゃる丸との思い出の地をめぐる。

なかなか物をすてられず納戸（なんど）のかたづけができないパパとママ。するとシャクが、いるものといらないものを○（まる）と×（ばつ）でさばきはじめる。そしてシャクは○と×でいろいろなことをさばいていく。

プリンを食べようとするおじゃる丸を、じっと見つめる一ぴきの子ネコ。その視線（しせん）が気になりおちつかないおじゃる丸が場所をかえても、子ネコはいつまでもついてくる。

おじゃる丸から、賽銭（さいせん）が集まらないのはおこり顔のせいだと言われたものの、なかなかわらい顔にならないコマ犬のオコリン坊。そんなオコ坊をわらわせるため、ちっちゃいものクラブが次々芸（げい）をひろうする。

おじゃる丸はぐるぐるしたものをこよなく愛（あい）する“ぐるぐるさん”に出会う。ぐるぐるを見つけてはそのぐるぐる具合（ぐあい）を見さだめるぐるぐるさんを、おじゃる丸は喫茶（きっさ）「一服」につれて行く。