新作の「多山焼き（たざんやき）」をもってトミーの家をおとずれた陶芸家（とうげいか）の多山。しかし箱の中はからっぽ。なくなった多山焼きを探すため、小心さんの捜査（そうさ）がはじまる。

みんながじぶんのうわさ話をしていると思った電ボは、すっかりじぶんがきらわれていると思いこむ。そして、おじゃる丸にいとまを申し出るが……

とつぜん道のまんなかで石になったオコ坊とニコ坊。ナマ犬にもどれずに途方（とほう）にくれていると、通りがかった人々が次々おさいせんやおそなえ物をおいていく。

月夜が池にすむナゾのいきものに会うため張り込みするトミー。おじゃる丸たちからツッキーの存在（そんざい）を聞き、期待（きたい）するがいくらまっても会うことができない。

ある日キスケのツノに、いろんなものがくっつきはじめる。おたまにスプーン、ナベのふた、金ちゃんのアメ、小町ちゃんの手かがみなどなど、そしてシャクまでくっついて……